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お宮参りって何から準備すればいいの?初めてのお宮参り完全ガイド

お宮参りの赤ちゃん

お宮参りとは、生後1カ月頃の赤ちゃんと一緒に神社にお参りし、お子さまの無事な誕生を神様にご報告するとともに、健やかな成長を家族みんなでお祝いする伝統的なイベントです。

初めて赤ちゃんが生まれたご家族にとっては「お宮参りはいつ行くの?」「何を着るの?」「マナーやしきたりは?」など分からないことばかりかと思います。お宮参りにはどういった意味があるのか、マナーやしきたり、お宮参りに最適な時期や服装、赤ちゃんが着るお宮参りの産着(祝い着)の着せ方・当日の流れなど、皆さんの「お宮参り」の疑問にお答えし、分かりやすくお伝えします。

【この記事で分かること】

・お宮参りはどこにいつ行くかの目安と、当日の流れ
・赤ちゃんの産着(祝い着)やご家族の服装マナー
・お宮参りにかかる費用と事前に準備すること

1.お宮参りとは

まずはお宮参りとは何かを知って、イメージをつかんでおきましょう。赤ちゃんが生まれたら以下のようないくつかのイベントが待ち構えています。

7日目 ~14日目 31日~33日 100日 3月3日or5月5日
お七夜 出生届 お宮参り お食い初め 初節句


お宮参りとは、赤ちゃんの誕生を祝う行事の一つで、生後1カ月頃に赤ちゃんと一緒に神社やお寺に参拝します。

赤ちゃんを無事に出産できたことへの感謝、今後とも元気に育ってくれますようにと、健やかな成長を願いお参りをします。お宮参り当日の大まかな流れとして、神社でお参りを済ませた後、家族で記念撮影をし、集まった家族で食事会を行う場合が多いようです。地域によっては、お宮参りのことを「初参り(はつまいり)」「初宮詣(はつみやもうで)」や「初宮参り(はつみやまいり)」とも呼びます。

お宮参りの由来としきたり

お宮参りとは本来、赤ちゃんが土地の守り神である産土神(うぶすながみ)と対面し、晴れて氏神様(産土神)の氏子として迎えられる祝福の儀式であったといわれています。
産土神とは自分が居住する地域の守り神のことで、日本人の郷土意識と強く関係していることがよく分かりますね。お宮参りは鎌倉・室町時代にはすでに行われていたようです。当時は赤ちゃんの死亡率が高く、生まれてすぐに亡くなってしまう場合もあったため、お宮参りの際は無事に生き延びられたことへの感謝、これからも健やかに成長できるようにと切なる願いが込められていたようです。お参りする神社は、その土地の神様に参拝するという意味で、赤ちゃんが生まれた土地の神社に参拝していました。

2.お宮参りはどこでする?

お宮参りの神社

お宮参りはどこですればいいのか、迷う方も多いのではないでしょうか。実はお宮参りの場所に決まりはなく、地域の風習やご家族の考え方によって、さまざまな選び方があります。ここからはお宮参りによく選ばれる3つの場所を紹介します。それぞれの特徴を確認してご家族にぴったりの場所を選びましょう。

氏神神社

氏神神社とは、地域の土地を見守る氏神さまを祀っている神社のことです。お宮参りは前述のように、赤ちゃんが無事に誕生し成長したことを氏神さまに報告し、その土地の一員として迎えてもらう意味が込められています。古くからお宮参りの場所として選ばれているため、伝統的な形でお宮参りをしたい方におすすめです。なお最寄りの神社が必ずしも氏神神社とは限らないため、各都道府県の神社庁にあらかじめ確認しておくと良いでしょう。

思い入れのある神社

最近ではご家族にとって特別な思い出のある神社で、お宮参りを行う方も多くいます。例えば、縁結びや子宝祈願、安産祈願でお世話になった神社を選ぶケースや、ママやパパが子どもの頃によく訪れていた神社を選ぶケースなどがあります。またママやパパの実家の近くでお参りをすると、祖母・祖父も参加しやすくご家族みんなで赤ちゃんの誕生を祝えるのもうれしいポイントです。思い入れのある神社で新しい節目をお祝いすることで、より一層心に残るお宮参りになるでしょう。

菩提寺やご縁のあるお寺

菩提寺(ぼだいじ)とは、先祖代々のお墓があるお寺のことです。そのためご先祖さまへ赤ちゃんの誕生を報告したい方は、菩提寺でのお参りがおすすめです。また神社よりもお寺になじみが深い方やご縁のあるお寺がある方も、お宮参りにお寺を選ぶことがあります。なお、お参りをお寺で行う場合は「お宮参り」ではなく「初参り」と呼ばれることが多く、穏やかな雰囲気の中でお子さまの健やかな成長をお祝いできるのが魅力です。

3.お宮参りはいつする?

眠っている赤ちゃん

お宮参りの時期は赤ちゃんやママの体調、地域の風習によって少しずつ異なります。昔ながらのしきたりでは目安とされる時期がありますが、近年ではご家族にとって無理のないタイミングで行うケースも多いです。ここからはお宮参りにおすすめの時期や日程の決め方、時期を調整する際のポイントを解説します。

お宮参りの時期

お宮参りの時期は、赤ちゃんが生まれてから1カ月頃を目安に行うのが一般的です。古くから伝わるしきたりでは、生まれた日を1日目として数え、男の子は生後31〜32日目、女の子は生後32〜33日目にお参りをするとされています。ただし地域やご家庭によってお宮参りの時期が異なる場合があるため、事前にご家族と相談しておくと良いでしょう。

お宮参りの日程の決め方

最近では時期にとらわれず、ご家族の予定に合わせてお宮参りの日程を自由に決める方が増えています。ご家族や親戚が集まりやすい日や、大安などのお日柄の良い日にお宮参りをする方も多いようです。お宮参りの時期は、赤ちゃんやママの生活リズムが安定しておらず、体調も不安定なことが多いです。そのため日程を決める際は、赤ちゃんとママの体調を第一に考え、できるだけ負担の少ない日を選びましょう。また気温が高い真夏や寒さの厳しい真冬などは、過ごしやすい時間帯を選んだり穏やかな季節に日程を調整したりするなど、気候に配慮したスケジュールを立てるのがおすすめです。

時期をずらしても問題ない?

前述の通りお宮参りは生後1カ月頃に行うのが一般的ですが、時期をずらしても問題はありません。お食い初め(100日祝い)と合わせてお宮参りをされる方もおられます。赤ちゃんやママの体調、ご家族の予定を優先し、無理のないタイミングを選ぶことが大切です。なお神社やお寺によっては、直接のお参りが難しい方のために郵送でご祈祷を受けられることもあるため、そういった方法を利用するのも選択肢の一つです。

4.お宮参りでは何をする?

犬張子

お宮参り当日は、神社やお寺での参拝・ご祈祷を行い、その後にご家族で記念写真の撮影や食事会などをするのが一般的です。ここからはお宮参りに行われる主な内容を詳しく見ていきましょう。お宮参り当日を穏やかに過ごせるよう、あらかじめ内容を確認しておくと安心です。

神社やお寺での参拝・ご祈祷

お宮参りでは、神社やお寺に参拝してご祈祷を受けるのが一般的です。体調やスケジュールによっては、ご祈祷を受けずにお参りだけで済ませても問題ありません。ご祈祷を受ける際は、予約時間の10分程度前までに受付を済ませ、初穂料と呼ばれる謝礼を納めます。ご祈祷の内容は神社によって異なりますが、神主さんが祝詞(のりと)唱えて赤ちゃんの健やかな成長を願うのが基本です。お神酒(みき)をいただくこともありますが、授乳中でお酒が飲めないママはお神酒を口にせず「いただくまね」をしましょう。

記念写真撮影

お宮参りでは、赤ちゃんの晴れ姿を記念写真の撮影をするご家族が多いです。撮影のタイミングや撮影場所はさまざまで、当日に神社の境内で撮影する他、参拝後や別日に写真館やフォトスタジオで撮影するケースなどがあります。当日に撮影をすれば、複数の日程を調整する手間が省けますが、長時間の外出は赤ちゃんやママの負担になることもあります。赤ちゃんやママの体調、ご家族の予定に合わせて無理のない日程を選ぶと良いでしょう。

食事会

お宮参りの後や別日に食事会を行うご家族も少なくありません。会場はレストランや料亭などの外食を利用することもあれば、自宅でゆっくりと食事を楽しむこともあります。外食の場合は準備や後片付けの手間が少なく、ママやパパの負担を減らせるのがうれしいポイントです。一方自宅で行う場合は、周囲を気にせずリラックスして過ごせるのが魅力でしょう。準備の負担を軽くしたいときは、仕出し料理やデリバリーサービスを活用するのもおすすめです。

あいさつ回り

地域の風習やご家族の考え方によっては、お宮参りの後にあいさつ回りを行うことがあります。あいさつ回りとは「お礼回り」とも呼ばれ、昔からお世話になっている方や近所の方などに、赤ちゃんの顔を見せる機会のことです。近年ではあいさつ回りの代わりに、写真付きの手紙やメールで報告をするご家族も増えています。あいさつ回りが必要かどうかはそれぞれのご家族で異なるため、事前に確認しておくと安心でしょう。

5.お宮参りの服装は?

赤ちゃんのお洋服

神様に初対面をするお祝い事である『お宮参り』では、赤ちゃんの正装は着物となり、内着の上に産着(祝い着やのしめとも呼ばれます)を羽織ります。お宮参りは赤ちゃんにとって産まれて初めてフォーマルな服装を着る場です。また神様へお礼・お願い事をする場になりますので、お宮参りのマナーとして赤ちゃんだけでなくご家族もフォーマルな装いがおすすめです。カジュアル過ぎる服装や普段着は控えた方が良いでしょう。お宮参りの主役は赤ちゃんとなりますので、赤ちゃんより目立ち過ぎる格好をするのはマナー違反です。赤ちゃんと同格の服装、もしくは少し格下の服装を心がけるようにしましょう。それではお宮参りにふさわしい、赤ちゃん・ご家族それぞれの服装を見ていきましょう。

お宮参りの赤ちゃんの服装

お宮参りの赤ちゃんの服装は産着を着せることが正装です。産着の下の内着は、ベビードレスやロンパースなどが一般的です。和装の場合は白羽二重と呼ばれる内着を着ます。洋装でも和装でも内着の上に産着(祝い着)を掛けてあげます。産着を着用される場合には、赤ちゃんは頭の部分しか見えないため、白羽二重やベビードレスをお持ちでいない場合や、白羽二重・ベビードレスを赤ちゃんが嫌がる場合は、普段着なれているものやロンパースなどでも問題ありません。また赤ちゃんは体温調節が未熟なため、お天気、気温などにうまく適応できません。そのためご家族が赤ちゃんの体調やご機嫌を考慮してあげる必要があります。写真撮影やご祈祷の時以外は着なれている普段着でいさせてあげるなど工夫できると良いでしょう。

産着(祝い着)の準備

赤ちゃんがお宮参りに着用する産着(祝い着)はどうやって準備をすれば良いでしょうか。産着は一般的に呉服店、百貨店で購入するか、インターネットでレンタルをする方が多いです。またご両親やご家族のどなたかが持っているものを借りるという方もいらっしゃるようです。中には着物はとても高級なイメージがあり、お宮参りに用意できるだろうかと心配な方もいらっしゃるかもしれませんが、インターネットでレンタルをする場合、3,000円台からのレンタルも可能です。当店、京都かしきものなら、襦袢やよだれかけなど必要な小物がそろった「フルセットレンタル」で3泊4日のお宮参りレンタルが可能です。夏のお宮参り用に涼しい透け感のある産着もご用意しております。

人気のある産着(祝い着)

お宮参りは赤ちゃんの健やかな成長を祈る場となるため、おめでたい柄やさまざまな願いが込められた柄が好まれています。
男の子には逞しく育ってほしいという思いから「鷹」や「兜」などの勇ましい絵柄が人気で、女の子は幸福・富貴を意味する百花の王・牡丹などの花柄や鞠など華やかな絵柄が人気です。産着には色・柄の他に繊細な刺繍や金糸などが施されたものもあります。どのような子に育ってほしいか、家族の願いも込めて着物を選ぶと、より一層思い出に残るお宮参りになるでしょう。京都かしきものでは、男の子用祝い着、女の子用祝い着をそれぞれ種類豊富にご用意しております。さらに、お宮参りが夏となる場合にぴったりな涼しい素材で織られた「絽の祝い着」もございます。ぜひご覧ください。

黒地に兜と束ね熨斗のお宮参り祝い着(産着)/男児 白地に鞠と牡丹のお宮参り祝い着(産着)/女児
黒地に兜と束ね熨斗のお宮参り祝い着(産着) 白地に鞠と牡丹のお宮参り祝い着(産着)
産着(祝い着)着せ方

お宮参りの着物は、赤ちゃんを抱っこしない方が着せてあげる必要があります。お宮参りの当日に慌てることのないように、産着(祝い着)の着付け方をチェックしておきましょう。着せ方の動画をご紹介します。着物になじみがない方も簡単に着せることができるので、ご安心ください。

ご家族の服装について

ご家族の服装は赤ちゃんの服装に合わせることがマナーとなります。お宮参りに赤ちゃんが和装をする場合はマナーとしてママ(お母さん)と祖母は訪問着や留袖などの着物を着ます。洋装の場合はセレモニースーツやフォーマルなワンピースがマナーです。赤ちゃんがベビードレスのみで参拝する場合、ご家族は着物ではなくセレモニースーツなどフォーマルなワンピース・パンツスーツを選ぶようにしましょう。

お宮参りママ(お母さん)の服装

お宮参りの際に着物をお召しになる場合は、産着の美しさを際立たせる淡い色味の訪問着や色留袖が人気です。記念に写真撮影をされる方は赤ちゃんのお宮参りの着物と合わせ、この機会に着物を着られる方もいます。しかし、産後間もないママ(お母さん)は、授乳をされることもあるかと思います。着物を着ていると授乳が難しいため、事前に搾乳しておくか、着用時間を少し考慮して着物を着用するのがおすすめです。京都かしきものでは、訪問着レンタル7,580円から、色留袖レンタルは15,400円からご用意しております。産着と着物を同時レンタルでさらにお安くなるお宮参りセット割もぜひ活用してください。

ピンクベージュのぼかしに菊の付下訪問着 白灰色地に正倉院文様の訪問着(袷)
ピンクベージュのぼかしに菊の付下訪問着 白灰色地に正倉院文様の訪問着(袷)
雪輪に牡丹の色留袖(三つ紋) 熨斗・花紋の色留袖(三つ紋)
雪輪に牡丹の色留袖(三つ紋) 熨斗・花紋の色留袖(三つ紋)

お母さんの服装が洋装の場合

締め付け感が少ないワンピースやスーツが良いでしょう。最近では、授乳がしやすいワンピースも販売されています。カジュアルにならない上品なデザインで、色は派手過ぎない黒や紺、クリーム色などがおすすめです。

お宮参り祖母の服装

お宮参りのしきたりでは、父方の祖母が赤ちゃんを抱っこする役目と言われています。そのため祖母もフォーマルな服装を心がけるようにしましょう。古くからのしきたりでは黒留袖ですが、近年は色留袖や訪問着を着られることが多くなってきています。お母さんの着物よりも少し落ち着いた色味の着物がおすすめです。

貝桶に宝尽くしの訪問着(袷) 桜鼠(さくらねず)に花扇の訪問着(袷)
貝桶に宝尽くしの訪問着(袷) 桜鼠(さくらねず)に花扇の訪問着(袷)
【京友禅】切りばめ文様の色留袖(三つ紋) 雪輪重ねと唐花の色留袖(五つ紋)
【京友禅】切りばめ文様の色留袖(三つ紋) 雪輪重ねと唐花の色留袖(五つ紋)

祖母の服装が洋装の場合

落ち着いた色のスーツやワンピースが良いでしょう。境内は砂利道や石畳の場合が多いので赤ちゃんを抱っこされる場合は、高いヒールではなく、低めの安定したフォーマルな靴が良いでしょう。

お宮参りパパ(お父さん)・祖父の服装

お宮参りに男性が着物を着られる方は少なく、スーツが一般的です。紺や黒、グレーなどの落ち着いた色がおすすめです。ネクタイなどの装飾品も派手なものは避け、落ち着いたものを選びましょう。

■ポイント■

お宮参りはお祝い事で、神様にお願い事をする儀礼の意味を持ちます。そのためフォーマルな服装がおすすめです。デニムや露出の多い服・派手な色のトップス・ハイヒール・ミニスカートなど、カジュアルなコーディネートはお宮参りにおいてマナー違反となります。同行される方もフォーマルな装いをおすすめいたします。

6.お宮参りにかかる費用はどれくらい?

神社のお賽銭箱

お宮参りの際には、どのような費用がかかるのでしょうか。

初穂料

お宮参りでご祈祷の前にお支払いする料金を玉串料や初穂料といいます。神社によっては料金が決まっている場合があります。お宮参りをする神社のホームページに料金が記載されていることもあるので事前にチェックしておきましょう。特に金額が決まっていない場合はおおよそ5,000円~10,000円が相場となっています。

お食事代

お宮参りは両家の祖父母を招いて行うことが多く、お宮参り後に集まった皆さんで食事会の機会を持つ方も多くおられます。事前にご家族で予算を決め、お店を予約しておきましょう。お店にお宮参りのお祝いの席であることを事前に伝えると、祝い膳を用意してくれる場合もあります。またお食事中にも授乳やおむつ交換することも考えられますので、赤ちゃんを寝かせることができる和室だとより安心です。最近はゆっくり過ごせるご自宅への仕出し料理も増えています。お宮参りのお食事代は誰が負担するという決まりはないため、事前にご家族と相談しておくことをおすすめします。

写真撮影代

お宮参りの写真撮影について、スタジオや出張撮影をお考えの場合は、撮影にかかる料金が別途必要となります。写真撮影にかかる費用に関しては次項でご案内をしておりますので、ぜひ参考になさってください。

スタジオや出張撮影の場合

お宮参りの記念撮影をプロのフォトグラファーに依頼される場合、写真スタジオ・出張フォトグラファーによる写真撮影などがあります。基本的な料金システムは、撮影料 + 服装代、アルバムなどを含めると2万~4万円が相場のようです。実際に撮影が始まると「あのカットもこのカットも」と欲しくなり、想定よりも高額になってしまうケースもあるようなので、事前に予算を設定しておくことをおすすめします。お宮参りの当日にお食事を予定されている場合などは、赤ちゃんの体力も考慮しスタジオ撮影は別の日にされる方が良いかもしれません。

ご自身で撮影される場合

スマートフォンのカメラの機能が優れている今、お宮参りの撮影をご自身で行われる方も多くいらっしゃいます。ご自身で撮影される場合は、服装代のみとなります。神社でお参りされているお写真をはじめ、寝ている赤ちゃんに産着(祝い着)を掛けた1枚や床に広げた産着(祝い着)の上に寝転ぶ赤ちゃんの写真など、産着をレンタルいただいたお客さまのお宮参りショットを当店「instagram」に投稿していますので、ぜひ参考になさってください。お宮参りらしい、赤ちゃんのあどけない表情や、着物姿のママ(お母さん)とのお写真など多数掲載させていただいております。

7.お宮参りが決まったら準備すること

産着を着用したママの後ろ姿

お宮参りを行う生後1カ月頃は、赤ちゃんのお世話や家事と、ママ(お母さん)も毎日忙しいことと思います。お宮参りが決まったらどのような準備が必要なのでしょうか。お宮参り当日に慌てることがないよう、お宮参りの事前準備リストをチェックしておきましょう。

参加者を確認する

お宮参りの準備では、まず参加者を確認しておきましょう。前述の通りお宮参りには古くから「父方の祖母が赤ちゃんを抱いて参拝する」というしきたりがあります。その理由として、古くは出産を「穢れ(けがれ)」とする考え方に関係しています。赤ちゃんのお宮参りの時期である生後1カ月頃は、母親(ママ)はまだ出産の穢れの「忌み」期間にあったため、お宮参りに参加することが許されていませんでした。そのため昔はお宮参りを赤ちゃんの父親と父方の祖母の3人で行っていたそうです。ただし近年では、ママや母方の祖父母が抱っこしても問題ないとされ、しきたりにこだわらず柔軟に参加者を決めるご家族も増えています。パパ・ママ、赤ちゃんだけでお宮参りを行うのか、両家の祖父母にも参加してもらうのかなど事前に話し合っておくと安心です。

■ポイント■

祖父母もかわいい孫を抱っこしたいと考えているでしょう。お宮参りは世代によって考え方も異なる場合がありますので、参加される皆さんの気持ち、赤ちゃんの体調を考慮し誰が抱っこをするのかを事前に決めておくと安心です。また地域やご家庭によって抱っこ事情が異なることがありますので、ご家族と認識を合わせておく必要があります。

日程を調整する

お宮参りの参加者が決まったら、次は日程を調整しましょう。前述の通り赤ちゃんやママの体調を優先に、天候なども考慮しながら無理のない日程を選ぶことが大切です。また遠方から参加するご家族がいる場合は、移動に負担がかからない日程を意識すると良いでしょう。日程を決める際は、大安などのお日柄を参考にしたり、記念撮影や食事会の予定と合わせて調整したりするとスムーズです。

お宮参りの場所を決める

お宮参りをする場所を決めることも大切な準備の一つです。地域の氏神神社や思い入れのある神社、菩提寺、ご縁のあるお寺など、お宮参りにどの場所を選ぶかはご家族によってさまざまです。地域の風習やご家族それぞれの考え方、参加者のアクセスのしやすさなどを踏まえて決めると良いでしょう。

ご祈祷の予約と謝礼の準備をする

ご祈祷を受ける予定がある場合は、早めにご祈祷の予約と謝礼の準備をしておきましょう。神社によってはご祈祷の事前予約が必要な所もあれば、当日に受付順で案内される所もあります。予約が必要な場合、直前の申し込みだと希望の日時にご祈祷を受けられない可能性があるため、お宮参りの場所を決めた段階で余裕を持って予約しておくと安心です。また前述の通りご祈祷を受ける際には、初穂料を納める必要があります。金額は神社によって異なるため、前もって確認しておきましょう。

記念撮影の予約をする

お宮参りの思い出を形に残すために、写真館やフォトスタジオなどで記念撮影の予約をしておきましょう。特に七五三シーズンや休日は混み合うことが多いため、希望する日時がある場合は3カ月前を目安に予約しておくと安心です。また撮影プランや料金、衣装のレンタルの有無などは依頼先によって異なります。後日慌てて準備することのないよう、事前にサービス内容を確認しておくと良いでしょう。

食事会の予約をする

お宮参りの後や後日に食事会を予定している方は、飲食店の予約や料理の手配を早めに済ませておきましょう。外食をする場合は参加人数や予算、移動距離などを考慮してお店を選ぶのが大切です。個室が利用できるお店であれば、赤ちゃん連れでも周囲を気にせずゆっくり過ごせるでしょう。赤ちゃんを寝かせられるように、畳やベビーベットのある飲食店を選ぶのもおすすめです。また自宅で食事会を行う場合は、仕出し料理やデリバリーサービスを活用するのも一つの方法です。その際は当日の準備がスムーズに進むよう早めに予約をしておくと良いでしょう。

持ち物リストの作成をする

「お宮参りは何を準備すべき?」「何を持っていけば良いの?」という不安はどなたも感じられるようです。お宮参り当日、出発前にバタバタしなくて済むように事前にチェックリストを作成し当日に備えたいですね。

【お宮参り持ち物リスト】
●ミルクセット
・粉ミルクの場合:粉ミルク、哺乳瓶、熱湯用と白湯用の魔法瓶2本
・母乳の場合:搾乳した母乳もしくは授乳ケープ、母乳パッド
ママが着物を着る場合は搾乳した母乳を事前に用意しておけると良いでしょう。
●予備のよだれかけ
●赤ちゃんの着替え
●おくるみ
●タオルやガーゼ
●おむつセット
おむつ、おしり拭き、ビニール袋等
●お気に入りのおもちゃ
●初穂料
●産着(祝い着)

+暑い時期のお宮参り
●帽子や日除け
●赤ちゃん用の日焼け止め
●持ち運びできる冷却グッズ
●うちわや扇子

+寒い時期のお宮参り
●ブランケット
●帽子やフットウォーマー
●上着

8.お宮参りの知っておきたいマナー

神社の手水舎

お宮参りを気持ちよく迎えるためには、当日の流れだけでなく基本的なマナーを知っておくことも大切です。参拝の作法や初穂料の納め方、お祝いをいただいた際の対応など、いざというときに迷いやすいポイントはいくつかあります。ここからは当日に落ち着いて行動できるよう、お宮参りの知っておきたいマナーを確認していきましょう。

お宮参りの参拝の方法

お宮参りの参拝方法は、神社とお寺のどちらでお参りするかによって異なります。神社へ参拝する際は、お賽銭を入れ「二礼二拍手一礼」の作法で行います。ただし神社によっては、拍手の回数など細かな違いがある場合があるため、事前に確認しておくと安心です。また神社の参道を歩くときには、下座に当たる左端を歩くのがマナーとされているので意識すると良いでしょう。一方でお寺へ参拝する際は、拍手をせず静かに合掌して一礼をするのが基本の作法です。柏手を打つのはマナー違反となるため注意しましょう。

初穂料の納め方

お宮参りでご祈祷を受ける際は、感謝の気持ちを込めて初穂料を納めるのがマナーです。きれいなお札をお釣りが出ないように準備し、紅白で蝶結びの水引が付いたのし袋に入れましょう。のし袋の表書きには、神社の場合は「御初穂料」、お寺の場合は「お布施」または「御祈祷料」と書き、下段には赤ちゃんの名前を書くのが一般的です。のし袋が汚れないようふくさに入れて持ち歩くと、より丁寧な心づかいが伝わるでしょう。

お祝いのお返しは必要?

お宮参りでは、祖父母や親戚などからお祝いをいただくことがありますが、基本的にお返しは不要とされています。もしもお返しで感謝の気持ちを伝えたいときには、食事会の費用を負担したり、記念写真の撮影を一緒に行ったりするのも良いでしょう。また撮影した写真を添えて、お礼の手紙や小さなギフトを贈るのもおすすめです。

しきたりは事前に確認を

お宮参りには地域やご家庭によってしきたりがある場合があります。例えば前述の通り、参拝の時期やどちらの祖父母が赤ちゃんを抱くかといった風習が代表的です。また一般的には母方の両親がお宮参り用の赤ちゃんの産着(祝い着)を準備し、お宮参りの初穂料は父方の両親が準備することが習慣になっています。こうしたしきたりは、同じ地域でも神社やお寺によって違うこともあるので注意が必要です。


なお両家の祖父母もお宮参りに参加する場合は、後のトラブルを避けるために以下のような役割分担をあらかじめ相談しておきましょう。

● 誰が招待する形にするのか

● どちらの家族がどのような費用を負担するのか

● 誰が赤ちゃんを抱っこするのか

昔ながらのしきたりを大切にしながらも、ご家族の状況に合わせて気持ちの良い形でお祝いできるよう事前に確認しておくことが重要です。

■ポイント■

お宮参りの準備や段取りについて古くからの風習は残っていますが、誰がしないといけないといった明確な決まりはありません。
周りの方も生まれて来た赤ちゃんのために何かしてあげたいという思いから、いろいろと気にかけてくれているのだと思います。皆さんができる範囲で役割分担しておくことが理想ですね。

9.お宮参り産着レンタルQ&A

お宮参り産着レンタルQ&A
お宮参りの意味は?

A. お宮参りとは、赤ちゃんの健やかな成長や長寿を祈る行事のことを指します。 医療が十分に発達していなかったために赤ちゃんの死亡率が高かった時代、神社でご祈祷することで「神様からの加護」を受け、元気に成長できるようにという祈りを込めて始まったとされています。

お宮参りは別名初宮参り(はつみやまいり)、初宮詣(はつみやもうで)、などと呼ばれています。

お宮参りは何日?

A. 男の子は生後31日目、女の子は生後32日目に参拝するのが一般的です。 地域の風習によってお宮参りの時期が違う場合もあるため、あらかじめ把握しておくと良いでしょう。

お宮参りの日にちを数える場合「赤ちゃんが生まれた日を1日目」として数えます。ただし「いつまでに終えなければならない」という決まりはなく、現代ではしきたりにこだわらず自由なタイミングでお祝いをするご家族が増えてきました。生後まもない赤ちゃんの負担にならないよう無事に皆でお祝いできる日程で生後3カ月頃までに行うご家族が多いようです。

お宮参りは何をするの?

A. お宮参りは生後1カ月目頃を目安に神社やお寺に参拝し、これからの健やかな成長を祈る行事です。 当日はご祈祷を受け、食事会や写真撮影をするご家族が多いでしょう。 お宮参りには伝統的なしきたりはありますが、ご家庭や地域に合わせて柔軟にお祝いするのが現代のスタイルです。

「お参りのみの場合」は、通常神社に参拝する場合と同じように、お賽銭をあげ鈴を鳴らし、2礼2拍手1礼の作法で神社へあいさつをします。「ご祈祷を受ける場合」は、社殿にあがり神職の方に祝詞を上げてもらいます。事前に申し込みとご祈祷料(初穂料)が必要となります。まず受付を済ませ、その際一緒にご祈祷料を渡します。ご祈祷の所要時間はおおよそ15~20分が一般的です。その後の授与品などの受け取り時間も合わせると、約1時間程度と考えておくと良いでしょう。

お宮参りは誰と行くのか?

A. 赤ちゃんの両親に加え、父方・母方の祖父母と一緒に行くケースが多いようですが、両親の兄弟・姉妹も交えてお参りに行く家庭もあるようです。また人が集まりにくい昨今では赤ちゃんとご両親のみで行われる場合もあるようです。また里帰り出産の方などは地元でご両親と一緒にお宮参りをし、戻ってきた際に夫の両親とお宮参りをする場合もあるようです。どこの神社で、何回する必要があるかは、ご夫婦やご両家でよく話し合って決めましょう。

お宮参りのお日柄は?

A. お宮参りは大安、先勝の午前、先負の午後が良いとされています。お宮参りに行くなら大安だけでなく、先勝の午前中、先負の午後も利用できそうです。大安は1日を通して吉の日。六曜の中では、縁起の良い日とされているためお宮参りなどのお祝い事に最適です。

お宮参り どうやって抱っこ?

A. 本来のお宮参りでは父方の祖母が抱っこする役割でしたが、現代のお宮参りは、多くのご家族が形式にこだわらない傾向にあるため、パパ・ママが抱っこしても問題ありません。 ママが1日中抱っこするのではなく、パパや祖父母と順番に抱っこすることで、産後間もないママへの負担が軽減します。 体調が不安定なママを気遣いながら、伝統やしきたりにとらわれ過ぎず柔軟に決めましょう。

お宮参りの神社授与品 どうする?

A.お宮参りの神社授与品は、基本的にはお守りをもらい受けた神社やお寺へ自らの足で返納し、供養してもらうことになります。 また、宗派の違う寺院や、違う神社へ返納してはいけません。 違う神様の元に返すことになり、失礼に当たってしまいます。返す時期ですが、犬張子は3歳になるまでお子さまの身代わりとなって災厄をかぶってくれるといわれているため、3歳の七五三のお参りで神社に奉納するのが正式な流れです。

でんでん太鼓はお宮参りが終わった後も赤ちゃんのおもちゃとして使えるため、奉納しなくても良いとされています。扇子はお宮参りの参拝後すぐに奉納するか、後日神社でお焚き上げしてもらいます。

お宮参り 撮影 何時間?

A. お宮参りの記念写真撮影(ニューボーンフォト)は、フォトスタジオで家族の写真を撮ることが多いでしょう。 撮影は30分から、長い場合2時間程度要するため、時間に余裕を見てスケジュールを組む必要があります。また赤ちゃんと産後のママの負担にならないように、あまりタイトなスケジュールになってしまわないように気を付けましょう。

赤ちゃんがレンタル品をよごしてしまった。どうしたらいい?

A. お宮参りの際に「赤ちゃんがよだれかけを汚してしまった」「赤ちゃんのひたいに紅で文字を書いてもらったため帽子が汚れてしまった 」等、赤ちゃんが汚してしまったものは汚れ補償サービスの「安心パック」補償対象内となります。無理にクリーニングせずそのままご返却ください。

お宮参り ママ 何着る?

A. お宮参りの主役は赤ちゃんです。 従って、ママが赤ちゃんより目立つ服装とならないように気を付けましょう。 また赤ちゃんの服装が正式な着物(祝い着)の場合、パパは略礼服やスーツ、ママは訪問着や色留袖・ワンピースを着て、赤ちゃんと“服装の格”を合わせるのが理想です。

お宮参りの祝い着はどうやって持ち運ぶの?

A.京都かしきものでは、産着は着物用のカバンにお入れしお届けをさせていただいております。神社やスタジオへ産着をお持ちいただく際は、カバンに入れたまま持ち運んでいただくことができます。返送いただく際もカバンに戻してご返却ください。

お宮参りに手土産は必要?

A.祖父母からお祝いをいただいた場合、お宮参りは身内で喜びを分かち合う行事であるため、基本的にはお返しは不要とされています。ただし、食事会を行わない場合や、遠方から来ていただいた場合は、感謝の気持ちを込めてちょっとした手土産をお渡しすると良いでしょう。

10.お宮参りまとめ

お宮参りの家族

いかがでしたか?皆さんの気になるお宮参りの情報はお届けできたでしょうか。

「赤ちゃんのお宮参り」は赤ちゃんやお父さん・お母さんだけでなく、祖父母やご家族の皆さんにとっても、特別なイベントであることが分かってきました。必ずこうしなければいけないというしきたりが薄れてきている現在、お父さん・お母さんだけでお宮参りを行われる場合や、親せき総出でお宮参りに行くご家族など、さまざまな形のお宮参りがあります。何より大切なことは、赤ちゃんに無理をさせず、皆さんで赤ちゃんの健やかな成長を祈る気持ちです。赤ちゃんやご家族にとってお宮参りがすてきな記念になりますように。

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越子(えつこ)

京都かしきもの編集スタッフ。着物に携わること50年。着物の仕入れやコーディネート・着付け・リメイクまで幅広くこなします。自分の着付けはもちろん、友人や親戚から着付けを頼まれることも。趣味は友達と着物で京都散策をすること。お抹茶と和菓子が好きです。
◆資格・免許◆日本和装協会認定資格/染織補正士/きもの文化検定/和裁技能士

かしきもの宅配レンタルの特長Characteristic

  • 往復送料無料

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  • 3泊4日レンタル

    着用日2日前にお届け
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  • フルセットレンタル

    着付けに必要なものを
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