お宮参りは大安が良い?日時の決め方や準備すべきことを紹介
投稿日:2026年1月30日 (最終更新日:2026年1月30日)

お宮参りの準備を始める際に「いつ行けば良いの?」「大安の日ではないとダメなの?」と悩む方もいるのではないでしょうか。赤ちゃんやママの体調、家族の予定、当日の段取りまで考えると、どのように決めれば良いか迷うことは少なくありません。また赤ちゃんにとっては初めての本格的な外出になる場合が多く、パパやママは準備に不安を感じることもあるでしょう。この記事では、お宮参りと大安の関係や日時の決め方、当日までに準備したいことなどを分かりやすく紹介します。予定を立てる際の不安を減らすヒントとして、ぜひ参考にしてください。
1. お宮参りとは?
お宮参りは、赤ちゃんが無事に誕生したことへの感謝を伝え、これからの健やかな成長を願う大切な行事です。地域や家庭によっては、初宮参り(はつみやまいり)・初宮詣(はつみやもうで)・産土参り(うぶすなまいり)と呼ばれています。お宮参りは神社やお寺で行われ、当日はご祈祷を受けるのが一般的です。併せて家族で記念写真を撮ったり食事会を行ったりするケースもよく見られます。
2. お宮参りの一般的な時期
お宮参りの時期は、伝統的なしきたりでは「生後30日前後」が目安とされています。赤ちゃんの性別によって異なり、男の子は生後31〜32日目、女の子は生後32〜33日目で行うのが一般的です。
しかし生後30日前後は、ママの体調がまだ万全ではなかったり、赤ちゃんの体調が安定しにくかったりすることもあります。そのため現代では、しきたりにこだわり過ぎず、縁起の良い日や家族の予定が合う日などのさまざまな観点を踏まえて、無理のない日を選ぶケースが増えています。
3. お宮参りは大安が良い? 日時の決め方
具体的にどのように日時を決めれば良いのでしょうか。迷ったときは、以下の観点を押さえておくと整理しやすくなります。
- ●六曜に合わせる
- ●その他の暦上縁起が良い日にする
- ●地域の風習で決める
- ●家族の予定や体調を優先する
お宮参りの日時を決める際に、まず押さえておきたいのが「六曜」です。六曜は、さまざまな行事の日取りを決める目安とされることが多く、お宮参りも例外ではありません。
そもそも六曜とは?
六曜とは、縁起の良い日・悪い日を判断する目安となる暦のことです。日本では先勝(せんしょう・さきかち)・友引(ともびき・ゆういん)・先負(せんぶ・さきまけ)・仏滅(ぶつめつ)・大安(たいあん)・赤口(しゃっこう・せきくち)の6種類で表され、旧暦で1日にあたる日は、最初から六曜が定められています。
| 旧暦の月 | 1日に当たる六曜 |
|---|---|
| 1月・7月 | 先勝 |
| 2月・8月 | 友引 |
| 3月・9月 | 先負 |
| 4月・10月 | 仏滅 |
| 5月・11月 | 大安 |
| 6月・12月 | 赤口 |
六曜の意味とおすすめの時間帯
六曜にはそれぞれに意味があります。1日の中でも「吉」「凶」とされる時間帯が分かれるため、参拝時間を決める目安として参考にすると良いでしょう。主な意味と時間帯の考え方は次の通りです。
| 六曜 | 意味 | おすすめの時間帯 |
|---|---|---|
| 先勝 | 先んずれば即ち勝つ 物事を午前中に行うことで吉・幸運がやってくる | 午前中 |
| 友引 | 凶事に友を引く 友を引き寄せると言われ、祝い事に良いとされる | 午前中の早め、または夕方 |
| 先負 | 先んずればすなわち負ける 物事を午後に行うことで吉・幸運がやってくる | 午後 |
| 仏滅 | 仏も滅するような大凶 祝い事は避けられる傾向がある | 終日避けるのが一般的 |
| 大安 | 大いに安し かつては泰安と書かれていた六曜の中でも特に吉の日 | 終日 |
| 赤口 | 万事に凶 新しく物事を始めるべきではない日とされている | 午前11時頃~午後1時頃のみ吉 |
大安にこだわらず、他の縁起が良い日を目安にするのも一つの方法です。一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)、天赦日(てんしゃにち)、鬼宿日(きしゅくにち)、甲子の日(きのえねの日)、重陽の節句(ちょうようのせっく)などがあります。
- ●一粒万倍日(いちりゅうまんばいび):何かを始めるのに良いとされる日
- ●天赦日(てんしゃにち):天が全ての罪を許すとされる特に縁起の良い日
- ●鬼宿日(きしゅくにち):物事が順調に進みやすいといわれる日
- ●甲子の日(きのえねの日):新しく始めたことが長く続くとされる日
- ●重陽の節句(ちょうようのせっく):長寿や無病息災を願う行事を実施する時期
特に一粒万倍日と天赦日は人気があり、それぞれと大安が重なった日を選ぶ方もいます。このような吉日を確認したいときは、暦が記載されたカレンダーやアプリをチェックしましょう。
お宮参りの時期は、先述の通り生後30日前後が目安とされますが、地域の風習に合わせて予定を調整することも珍しくありません。
例えば地域によっては、生後30日前後ではなく百日祝い(お食い初め)に合わせて生後100日目頃にお宮参りを行います。行事をまとめることで、移動や支度の負担を減らしやすい点がメリットです。地域の風習を重視する方もいるため、あらかじめ家族へ相談しておくと安心です。考え方をすり合わせておけば、スムーズに決めやすくなるでしょう。
お宮参りでは、縁起の良い日や風習にこだわり過ぎず、家族の状況を優先して日時を決めることも多くなっています。仕事の都合や遠方の親族が集まりやすい日など、家族の予定に合わせて選ぶのも良いでしょう。
また産後間もないママと赤ちゃんの体調を第一に考えることも大切です。赤ちゃんの1カ月健診が終わり、外出の許可が出ているタイミングで参拝するのがおすすめです。さらに真夏や真冬などの厳しい時期に無理をして参拝する必要はありません。赤ちゃんや家族にとって負担が少ないタイミングを選びましょう。
4. 日程決め以外に行うお宮参りの準備
参拝する神社・お寺を考える: お宮参りは、赤ちゃんが生まれた土地の守り神である産土神(うぶすながみ)が祀られている神社に参拝するのが一般的です。産土神社の他にも、縁結びや安産祈願でお世話になった神社や、家族の思い入れのある神社・お寺を選ぶことがあります。祖母・祖父が参加しやすいパパやママの実家の近くの神社やお寺を選ぶのもおすすめです。
赤ちゃんとママの負担を減らすためにも、移動距離が短いかどうかも考慮すると良いでしょう。駐車場や授乳室・おむつ替えスペースの有無を確認しておくとより安心です。また、ご祈祷を受ける場合は、予約の要否や受付時間、初穂料の目安をWebサイトや電話で事前に確かめておきましょう。
家族の服装を選ぶ: お宮参りで赤ちゃんが着る伝統的な正装として、内着となる白羽二重の上に華やかな産着を掛けるスタイルがよく知られています。両親や祖父母は赤ちゃんの格に合わせ、着物(訪問着・色無地)やスーツ・ワンピースを選びます。
写真撮影・食事会の予約: 赤ちゃんの大切な節目となるお宮参りを形に残したい方は、写真撮影の予定を早めに組んでおくと良いでしょう。食事会を行う場合は、赤ちゃんとママの負担が少ない環境かどうかを意識してお店を選ぶと良いです。例えば、赤ちゃんを寝かせられるスペースがあるお店や、授乳・おむつ替えの設備が整っているお店だと安心して過ごしやすいでしょう。お宮参り専用のプランを用意しているお店もあるため、予約の際に確認しておくとスムーズです。
5. お宮参りの持ち物リスト
| おむつセット | おむつ、おしり拭き、おむつ替えシート、ビニール袋 |
| ミルク・授乳セット | ミルク:哺乳瓶、粉・液体ミルク、魔法瓶(熱湯用・白湯用) 授乳:授乳ケープ、母乳パッド |
| 赤ちゃんの着替え | 洋服、肌着、スタイ、おくるみ |
| 衛生用品 | タオル、ガーゼ、ウエットティッシュ |
| 移動時に使うもの | 抱っこひも、ベビーカー、おもちゃ |
| 季節の対策グッズ(夏) | 日傘、扇子、冷房対策のカーディガン、日焼け止め |
| 移動時に使うもの(冬) | ブランケット、上着、赤ちゃん用のポンチョ・帽子・靴下 |
これらの持ち物に加え、ご祈祷を受ける際の謝礼である「初穂料(はつほりょう)」を用意しましょう。また万が一、赤ちゃんの体調が悪くなった場合に備えて、母子手帳・健康保険証またはマイナンバーカード・乳児医療証も用意しておくと安心です。
6. まとめ
お宮参りは、赤ちゃんの誕生を祝い健やかな成長を願う大切な行事です。伝統的な時期は「生後30日前後」が目安とされますが、家族の状況によっては、しきたりにこだわり過ぎず無理のない日を選ぶケースも増えています。日時を決めるときは、六曜やその他の暦上縁起が良い日、地域の風習、家族の予定や体調といった観点で整理すると考えやすくなるでしょう。日程が決まったら、参拝先や服装、写真撮影・食事会の予約の他、当日の持ち物を早めに準備しておくと、お宮参りまで落ち着いて過ごしやすくなります。
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