七五三の写真映えもバッチリ!サスペンダーを使った着崩れ防止テク
1.七五三で困る「着崩れ問題」とは?

七五三の男の子の衣装は、華やかで立派なものですが、着崩れが大きな悩みの種になることがあります。七五三の衣装は通常、長時間着用するため、動いているうちにどうしてもずれが生じます。特に、元気に動き回る子どもたちは、衣装がズレたり、袴が落ちたりしがちです。袴の紐や帯が一度緩んでしまうと、崩れやすくなり、何度も直さなければならないことに。また、撮影した写真を見返して、初めて着物が着崩れていることに気付いた!なんてことも…。
着崩れ問題は、子ども自身が気にすることは少なくても、親としてはできるだけ防ぎたいところですよね。そんな時に頼りになるのが、サスペンダーです。サスペンダーを使えば、袴をしっかりと固定できるため、動き回っても衣装が崩れにくくなります。
2.実践!サスペンダーを使った着崩れ防止テクニック

実はとっても簡単!袴が落ちないようにサスペンダーで吊るすだけ!しっかりと肩にかかるように調整しましょう。上から羽織を羽織るので、着付けが終わったあとは見えなくなります。
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3.子どもが嫌がらない工夫と声かけ方法
七五三の着付けで意外と悩むのが、元気いっぱいな男の子が袴や着物を嫌がってしまうことです。普段とは違う装いに加え、動きにくさや締め付け感が原因で、着付けを嫌がったり途中で脱ぎたがったりするケースも少なくありません。まず、男の子にとって「かっこいい!」と思えるような声かけが効果的です。例えば、「侍みたいでかっこいいね!」や「ヒーローみたい!」といった、子どもが憧れるイメージを伝えると、嫌がらずに着てくれることが多いです。また、七五三の写真を一緒に見ながら「この袴を着たらもっとかっこよくなるよ!」と具体的に伝えることで、楽しみながら準備を進められます。その他には、好きなアニメ動画やお菓子を用意しておくと着付け中も機嫌よく過ごしてくれます。ぜひ、親子で笑顔いっぱいの思い出を作ってください。
4.まとめ

七五三で男の子の袴の着崩れを防ぐためには、サスペンダーを上手に活用することが非常に効果的です。着崩れのリスクを最小限に抑えて、特別な一日を最高の思い出にしてくださいね。
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着物に携わること50年。着物の仕入れやコーディネート・着付け・リメイクまで幅広くこなします。自分の着付けはもちろん、友人や親戚から着付けを頼まれることも。
趣味は友達と着物で京都散策をすること。 お抹茶と和菓子が好きです。
◆資格・免許◆日本和装協会認定資格/染織補正士/きもの文化検定/和裁技能士