七五三の内祝いとは?
七五三(しちごさん)は日本に古くからある伝統行事の一つであり、お子さまが無事に育ったことに感謝し、成長を祝う行事です。
お子さまが七五三を迎えられると、祖父母や親戚の方からお祝いをいただくことがあります。
七五三のお祝いをいただいたときに何をお返しにするべきか、内祝いを渡す時期など悩まれることが多いでしょう。
そこで今回は、七五三の内祝いについて解説をしていきます。
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1. 七五三とは?
七五三(しちごさん)とは日本に古くからある伝統行事の一つです。
三歳の男女、五歳の男の子、七歳の女の子が11月15日に神社などにお参りをし、子供の成長を祝う伝統行事です。
11月15日が選ばれた理由は様々な諸説があるものの、必ずこの日に参拝しなければいけないという決まりはありません。
家族が揃う日や七五三のピーク時を避けた日取り調整を行うご家庭も増えています。
また近年では10月・11月の吉日や土日祝日などを利用して、お祝い、お参りを行われることも多いようです。
地域やご家庭によっては五歳の女の子、七歳の男の子もお祝い、お参りを行うことがあります。
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2.内祝いとは?
内祝いには本来、「身内の中で起こったお祝いごとを周囲に報告する、周囲におすそ分けをする」という意味があります。
おめでたい出来事や幸せを共有し、皆で一緒にお祝いをするということです。
しかし現在では、本来の意味とは少し異なりお祝いを頂いた際のお返しとして贈ることが一般的になっています。
●内祝いの金額相場
七五三でお祝いをいただいたときのお返しは住んでいる地域によってさまざまですが基本的には不要と言われています。
しかし近年では、お返しには感謝や子どもの成長を報告するという意味合いも兼ねて内祝いとしてお返しする人も少なくないようです。
七五三の内祝いの相場は、いただいたお祝いの半分の金額~3分の1程度の額でお返しするのが基本です。
いただいたお祝いの金額以上の贈り物は失礼にあたるので気を付けてくださいね。
また内祝いとして贈り物を送るのではなく、ご両親や親戚とお祝いの食事会を行い、帰りに手土産をお渡しするお返しもあるようです。
七五三はお返しが必要ないとされていますので、感謝の気持ちが伝わるものがよいですね。
●内祝いを渡す時期
内祝いを渡す場合、時期はなるべく早いほうが望ましいと言われており、七五三のお祝いをいただいてから1~2週間以内とされています。
すぐに用意ができない場合は、電話で先にお礼を伝えておきましょう。
3.内祝いのおすすめ
七五三の内祝いの贈り物に悩まれる方も多くいらっしゃると思います。ここでは内祝いの定番の品をご紹介いたします。
●消えもの
消えものとは食べたり、飲んだりすることでなくなってしまう食べ物や飲み物のことを差します。
消えものはお返しをする人の好みを知らなくても選ぶことができ、形として残り続けることがないという魅力があります。
お米や焼き菓子、ジュース、お酒などが定番です。お菓子は種類が多いため、相手の好みや年齢に合わせて選ぶことができます。
普段自分では買わないような特別感のあるものや、流行りのスイーツを贈ってみると喜ばれるでしょう。
七五三でお子さまが食べる千歳飴ですが、内祝いとしても贈られます。
昔の七五三では、日頃お世話になっている親戚や近所の方の家を回り、内祝いとして千歳飴を配る習慣もあったようです。
これらに感謝のメッセージカードを添えて渡すのもおすすめです。
●日用品
相手の方の食の好みが分からない場合や、アレルギーのある方に食べ物や飲み物を贈るのが不安という場合にはたくさんあっても困らず、実用的で使いやすい
日用品がおすすめです。
タオルや洗剤、せっけんなどは贈り物の定番として喜ばれるでしょう。日用品は、生活の必需品なのでいくつあっても困りません。
シンプルなデザインから高級感のあるものまで幅広く好みに合わせて選ぶこともできます。
相手の好みが分からず不安というときには、カタログギフトを贈ることもおすすめです。
カタログギフトは自分自身が欲しいものや好きなものを選択できるので心配がありませんね。
生活雑貨や食品などたくさんの種類から選べることもおすすめのポイントです。ここでも感謝のメッセージカードを添えて渡すとよいですね。
●写真
祖父母へのお返しであれば、写真入りのアイテムもおすすめです。
お子さまの直筆メッセージや七五三でのお子さまの写真を入れたアイテムやインテリアを贈れば成長記録として思い出にも残せます。
フォトフレームやキーホルダーは人気のアイテムです。
4.内祝いの注意
内祝いの贈り物ですが、贈り物には失礼となるものも存在します。
縁起が悪いものとして「縁が切れる」という意味になる刃物類や食器などの割れ物は注意しましょう。
また、消えものの1つとして日本茶などを考える方もいらっしゃるかもしれません。
日本茶は、多くの場合香典返しなど弔事に使われる印象が強いためお祝いの贈り物としては向いていないとされています。
目上の方に送る場合には、下着や靴下など服の下に身に着けるものは贈らないようにしましょう。
相手を見下していると連想させるため失礼なものとされています。
個人の考え方によって異なりますが失礼のないように内祝いを行う場合にはこれらの贈り物は避けるほうがよさそうです。
5.内祝いにかける「のし紙」のマナー
日本ではお祝いの品物を贈る場合にのし紙をつける習慣があります。のし紙にはいくつか種類があり用途によって使い分けることが必要です。
七五三の内祝いには、「紅白の蝶結びの水引」を選びます。
蝶結びの水引は、結び目がほどけても何度でもまた結び直せることから、何度あっても良いお祝い事に使用されます。
水引の本数は3本・5本・7本など奇数が基本で、既成ののし紙には5本の水引が印刷されているのが一般的です。
のしの表書きは「内祝」「七五三内祝」「御礼」のいずれかとし、水引の下の部分にはお祝いをいただいたお子さまの名前入りで用意します。
このとき文字は黒の筆を使って記入し、フルネームや名字は書かないので気を付けましょう。
お子さまが双子の場合、先に生まれたお子さまを右側(兄・姉)、あとに生まれたお子さまを左側(弟・妹)の順に記入してください。
また、地域によって水引が異なることもあるので、不安であればご家族に確認しておくと安心ですね。
自分たちのお祝いに対して贈る内祝いの品なので、のしのかけ方は地域によっても異なりますが、控えめな表現に感じる内のしを選ぶことが一般的です。
6.まとめ
七五三でお祝いをいただいたとき一般的にはお返しは不要とされていますが、お返しには感謝や子どもの成長を報告するという意味合いもあるため
内祝いとしてお返しすることも増えています。
いただいたお祝いの半分の金額~3分の1程度の額で1週間~2週間以内になるべく早くお返しをしましょう。
また七五三の内祝いをされる場合には、お礼の気持ちが伝わるような贈り物を選べると良いですね。
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