七五三でもらう「破魔矢」の正しい扱い方は?由来から飾り方・返納方法まで解説
投稿日:2026年10月22日 (最終更新日:2026年10月23日)

七五三のご祈祷を神社で受けた際、千歳飴やお守りと一緒に「破魔矢(はまや)」をいただくことがあります。しかし、いざ自宅に持ち帰った後、「どこに飾ればいいの?」「いつ、どうやって返納すればいいの?」とその扱いに悩むご家庭も多いのではないでしょうか。そこで今回は、七五三で授与される破魔矢の意味や由来、自宅での正しい飾り方、そして役目を終えた後の返納方法について分かりやすく解説します。
1. 破魔矢とは?七五三で授与される意味
破魔矢(はまや)とは、その名の通り「魔を破る矢」のことです。神社仏閣で縁起物として授与されるもので、お正月や初宮参り、そして七五三などの人生の節目において、厄除けや招福の願いを込めて受け取ります。
七五三において破魔矢が授与されるのには、「これからの人生において、子どもに災いや困難が降りかかりませんように」という、健やかな成長を願う深い意味が込められています。
2. 破魔矢の由来と込められた願い
破魔矢の歴史は古く、由来は平安時代に行われていた「射礼(じゃらい)」という宮中行事にまで遡ります。これは、お正月に弓矢の腕前を競う年中行事でした。
やがて時代が下るにつれ、この行事で使われていた弓矢が、男の子の初正月を祝う縁起物として庶民の間にも広まりました。現代では性別を問わず、邪気を払い幸運を射止める縁起物として、七五三やお正月などに広く親しまれるようになったのです。
3. 縁起を担ぐ「破魔矢の飾り方」
自宅に持ち帰った破魔矢は、神棚や床の間に飾るのが最も丁寧な扱い方です。しかし、現代の住宅事情では神棚がないご家庭も多いため、リビングなどの清潔で明るい場所に飾っても問題ありません。
飾る際のポイントは以下の通りです。
・大人の目線より高い位置に置く(タンスや本棚の上など)
・矢の先(羽のない尖っている方)の向きに気をつける(凶の方角に向ける、または天(神様)に向けない。地域や神社によって推奨される向きが異なる場合があります)
絶対に避けるべきNGな扱いは、「床に直接置くこと」や「ホコリを被ったまま放置すること」です。神様からの授かり物として、敬意を持って清潔な場所に飾りましょう。
4. 役目を終えた「破魔矢の返納」について
お守りや破魔矢などの縁起物は、一般的に「授かってから1年間」が役目の期限とされています。七五三でいただいた破魔矢も、1年後を目安に神社へ返納するのが正しい扱いです。
返納する場所は、いただいた神社の「古札納所(こさつおさめしょ)」が基本です。もし遠方の神社でお参りをして直接足を運べない場合は、近所の神社に返納しても問題ありません。お正月の初詣のタイミングや、お焚き上げ(どんど焼き)の行事の際に持参し、感謝の気持ちとともに返納しましょう。
まとめ
七五三で授与される破魔矢の意味や飾り方、返納方法についてご紹介しました。破魔矢は、お子様の健やかな成長を願う大切な縁起物です。正しい扱い方を知って、ご自宅でも神様のご加護を大切に受け継いでくださいね。
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