お正月に着せたい!子供用着物
投稿日:2022年11月2日 (最終更新日:2025年9月11日)

子どもの頃、1年のはじまりのお正月に着物を着たという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私自身もお正月に着物を着て、お正月特有のわくわく感となかなか着る機会のない着物に、子供ながらとっても楽しかった思い出が色濃く残っています。
地方にもよりますが、ここ最近は初詣などに行っても、子どもが着物を着ているところはあまり見かけなくなりつつありますね。
しかしながら、お正月にお子様に着物を着せたいと考えているママも意外に多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、お正月におすすめの着物や、お正月を着物で過ごすメリット・デメリットなどについてご紹介していきます。
寒さ対策なども記載していますので、是非ご覧ください。
1. お正月の着物とは
お正月は新年をお祝いする晴れの日の一つです。
昔はそんな晴れの日にみんなが「晴れ着」を着て、家族や親族とお祝いをして過ごしました。
「晴れ着」とは文字通り、晴れの日に着る衣服のこと。簡単に説明をすると、普段着ではなくとっておきの日に着る衣服のことです。例えば七五三や成人式、結婚式などに着るフォーマルな衣装を指します。
ですので、年の初めのおめでたい日に着物を着るのであれば、晴れ着がおすすめです。
またお正月や初詣は日本に古くからある、「和のイベント」です。
このチャンスを活かしてお子様の可愛い着物姿を是非思い出に残してみませんか。

お正月はいつまでのことを言う?
昔は1月を「正月」と言っていました。しかし現代では官公庁や多くの企業では仕事始めが1月4日というところもありますので、
三が日を過ぎてしまうと、日常に戻ってしまうと考えている方も多いようです。
地域によって差はありますが、お正月とは一般的には1月7日、遅くても20日までを指します。
2. こんなシーンで着物を着よう
お正月に着物を着るおすすめのシーンは、初詣はもちろんのこと、ごあいさつ回りや、ゆっくりとお家で過ごすときにもおすすめです。
新年の改まった雰囲気と着物がよく合い、周りがぱっと華やかになるでしょう。また普段、なかなか着物を着る機会のないお子様にとっても、素敵な思い出になるでしょう。
お正月の過ごし方
お正月一連の行事は、新年の神様である「年神様」をお家に迎え・おもてなしをし・見送るための行事でした。
年神様は、新しい年の幸福や恵みとともに、私たちに魂を分けてくださると考えられてきました。
その年神様を晴れ着でお迎えするという心遣いにも納得できますね。
3. おすすめの着物
小学校低学年までのお子様であれば、七五三用の着物が着用できます。
また小学校高学年、中学生ともなれば、小さめの大人用の振袖を着用することも可能でしょう。
以下へそれぞれの着物とおおよその対応身長を記載しています。参考になさってください。
お正月におすすめする着物対応身長
| 三歳男の子用 | 約90cm ~ 105cm |
| 三歳女の子用 | 約90cm ~ 105cm |
| 五歳男の子用 | 約90cm ~ 105cm |
| 七歳女の子用 | 約110cm ~ 125cm |
| 小学生男の子用袴 | 約140cm ~ 150cm |
| 振袖小さいサイズ | 約145cm ~ |

また着物にはお正月らしいおすすめの柄もたくさん。
【お正月におすすめの柄】
| 梅 | 梅は古くから愛されてきた花です。冬の寒い季節に美しい花を咲かせることから、忍耐や力強さを顕すとされています。 |
| 松 | 冬場でも色が変わらないという特徴があり、正月飾りに用いられます。そのためお正月にはぴったりの柄と言えるでしょう。 |
| 竹 | みるみるうちに竹の子から立派な若竹になることから成長を象徴する柄です。お子様にもぴったりの柄ですね。 |
| 橘 | 橘は長寿を象徴する、縁起のよい木で、新年におすすめの柄といえるでしょう。 |
| 鶴 | 「鶴は千年、亀は万年」という言葉があるように、鶴は「長寿」の象徴です。 |
| 亀 | 中国では亀は万年生きるとされ長寿の象徴でした。鶴と同様「鶴は千年亀は万年」という言葉が有名です。千年生きた亀は、人の言葉を理解するともいれていました。 |
| 宝船 | 宝船は正月の縁起物です。初夢で吉凶を占う習慣があったため、1月2日には縁起のよい初夢を見るため枕の下に宝船の絵を敷く習慣が始まりました。 |
| 宝尽し | 中国に由来する縁起のよいものを寄せ集めて、お祝いの気持ちを表す吉祥文様。 |
また女の子であれば、明るく、華やかな色柄の着物がおすすめです。周りがぱっと華やいだり、よりおめでたい雰囲気にすることができるでしょう。
4. 着物のメリット・デメリット
【メリット】
普段とは違ったかわいい瞬間を思い出に残すことができます。
お正月の雰囲気を厳かにし、いつもとは違う気分を味わうことができます。
お正月や初詣などは“和”のイベントだから着物を着て過ごすにはぴったりです。
これから七五三を迎える子供さんにとっては着物を着る良いリハーサルになることでしょう。
周りの大人からたくさんお褒めの言葉を頂ける。
私自身も数年前のお正月に子供に着物を着せて初詣に行きましたが、周りの方から「かわいいね」「お正月にぴったりの着物は素敵だね」などたくさん褒めていただいたことをよく覚えています。
【デメリット】
普段の服とは違い、着物は着なれていないので疲れてしまう可能性も。
子供の成長はとっても早いので、買ってしまうと来年には着られなくなってしまう可能性があります。
正月は美容院がお休みの場合もあり、着付けが困難になる場合もあります。
七五三着物であれば、着付けは比較的簡単ですので、ママが着付けをすることもできます。
5. 防寒対策
着物で初詣など外出をする際は冷えが予想されますので、防寒対策が必要になってきます。
特に足元、首周りの防寒に注意しましょう。ただ、無理に着物用の防寒グッズを揃える必要はありません。普段使用している防寒グッズで代用が可能です。
例えば足元はスパッツ・レギンス・トレンカなどを履き、足袋を履くと良いですね。 ※タイツの場合は足の5本の指が分かれていないので足袋がはけなくなってしまいます。
着物にブーツを合わせると、防寒対策とおしゃれが叶う一石二鳥のアイテムです。ブーツは袴に合わせるイメージがありますが、レトロなデザインの着物であればブーツもピッタリです。
また、着物は意外と首元が出てしまうのでファー・ショール・マフラー・ケープのご準備をおすすめします。
子供用の小さめのファーはデザインも可愛く、愛らしいコーデになること間違いありません。少し注意が必要となるのはインナー選びです。暖かいインナーなどを着こんでしまうと、子供が暑がった際、着物を脱がせることができないため調節がしにくくなります。
インナーはタンクトップなどを選び、アウターで調節できるように工夫しましょう。
また手袋やカイロなどがあると良いですね。
6. 実際に着ものを着せたママの声
「思い出作りにお正月は着物で過ごしました。単身赴任中のパパも久々に会う娘の着物姿にとっても喜んでいました。」
「お正月飾りがいたるところにあるので、どこで写真をとっても雰囲気のいい写真になりました!」
「いつも通っている美容室がお正月休みで、不安でしたがなんとか着付けができました。来年の七五三の着付けの予行練習にもなりよかった。」
「子供は着なれない着物に、最初は戸惑っていましたが、だんだんテンションが上がっていました。」
「着物を着て祖父母に会いに行ったところ、ものすごく喜んでくれ、いつもよりお年玉を奮発してくれました」
子供の着物姿は周りの大人たちはとても好意的に受け取ってくれるようです。小さいのに着物で頑張っているね。と優しく接してくれることでしょう。
7. まとめ
着物は普段なかなか着る機会がないですが、お正月という特別な日だからこそ特別な着物を着用すると周りも気分も華やかになります。
もちろん、メリット・デメリットがあるので、お正月をどのように過ごすかが、予定などに合わせて決めましょう。
冬場は冷え対策が必要になるので、事前に防寒グッズも用意しておくようにしましょう。
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