小学生も卒業式で袴を着られる?確認事項や注意点を解説!
投稿日:2025年7月29日 (最終更新日:2025年8月1日)
近年、小学校の卒業式で袴を着るお子様が増えています。晴れの日にふさわしい華やかさがある一方で「小学生でも着て大丈夫なの?」「どんな準備が必要なの?」と不安を感じる方も少なく ないでしょう。この記事では、小学生に袴が人気になった背景から、当日に向けた準備、注意点まで詳しく紹介します。お子様の特別な一日を安心して迎えられるよう、ぜひ参考にしてください。
1.なぜ小学校の卒業式でも袴を着るようになったの?
袴といえば、大学の卒業式で女子大生が着るイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。しかし近年では、小学校の卒業式でも袴を着る女の子が増えています。その背景には、袴姿の主人公が登場するアニメや漫画、ドラマなどの影響があるとされています。実は、大学の卒業式で女子大生が袴を着るようになったのも、こうしたメディアがきっかけだったようです。また、一部の上級生が、小学校の卒業式で袴を着ている姿を見て「自分も着たい!」と憧れる下級生が増えたことも、袴の人気が広まる理由の一つになっているのかもしれません。
2.小学生が卒業式で袴を着る際の確認事項
卒業式で袴を着る場合は、事前に確認しておくべきポイントがあります。学校の規定や当日の段取りによっては、予期せぬトラブルにつながることも。せっかくの晴れの日を気持ちよく迎えられるよう、事前に確認すべき点を見ていきましょう。
まず確認しておきたいのが、学校での服装に関する規定です。小学校によっては「転倒の恐れがある」「体を締め付けることで、体調が悪くなる可能性がある」といった理由から、袴の着用が禁止されている場合があります。また中には、進学先の中学校の制服を着るよう指定されているケースもあるようです。「せっかく準備したのに着用できなかった」と後悔しないよう、事前に学校からの案内や過去の卒業式の様子をチェックしておきましょう。
袴の着付けは、帯やおはしょりが隠れるため、一般的な着物よりも比較的簡単とされています。またヘアセットも袴姿自体が華やかな印象を与えるため、簡単なアレンジでも十分対応できることが多いです。こうした理由から、袴の着付けやヘアセットを自分で行うことも可能ですが、慣れていない場合はプロに依頼するのも一つの方法です。着付けやヘアセットをプロに依頼する場合は、できるだけ早めに予約をしておくのがおすすめです。卒業式シーズンは混み合いやすいため、直前では希望の日程や時間帯に予約が取れない可能性も考えられます。また予約を入れる際は、卒業式の開始時間や移動時間も考慮すると良いでしょう。
3.小学生が卒業式で袴を着る際の注意点
卒業式に袴を着る場合は、当日の過ごしやすさにも配慮が必要です。普段慣れない装いだからこそ、事前に注意点を知っておくことで、卒業式当日をより快適に過ごせるでしょう。ここでは、実際に袴を着る際に気を付けたい点をいくつかご紹介します。
袴を着る際、お子様がトイレの行き方に戸惑うケースは少なくありません。洋服に比べて袖や裾が長いため、床や便器に衣装が付いて汚れてしまうことも考えられます。いざというときに困ることのないよう、以下の4つの手順を確認しておきましょう。
●両袖を着物の中央で重ねる
●袖を包むように袴・着物・長襦袢(肌着)の裾を外側から一枚ずつ持ち上げる
●持ち上げた衣装は長襦袢(肌着)で包み固定する
●トイレが済んだら逆の順番で元に戻す
ポイントは衣装の裾を一枚ずつ持ち上げることです。こうすることで、汚れだけでなく着崩れも防げます。当日に落ち着いて対応できるよう、あらかじめ自宅でトイレの練習をしておくと安心でしょう。
袴は洋服に比べてウエスト回りの締め付けが強いため、着慣れていないお子様の場合、体調不良につながる可能性があります。特に卒業式は長時間座って過ごすこともあるため、お子様が苦しさを感じないよう適切な調整が必要です。自分で着付けをする場合は、お子様の表情や反応を見ながら、適度なゆとりを持たせて腰ひもを結ぶのがポイントです。また着付けをプロにお願いする場合も「少しゆったりめに仕上げてください」と伝えておくと良いでしょう。卒業式当日は、お子様の体調を小まめに確認し、少しでも苦しそうであれば無理をさせず腰ひもを緩めるなどして柔軟に対応してくださいね。
小学生は日々成長しているため、時期によっては体格が大きく変化することもあります。丈の調整が難しい袴は、購入するよりも成長に合わせて選べるレンタルがおすすめです。ただし、あまり早く予約を入れてしまうと、数カ月前にはぴったりだった袴が当日には合わなくなってしまうことも考えられます。予約のタイミングを見計らうことはもちろん、サイズ変更に対応しているか、いつまで変更が可能かなどについても、あらかじめレンタルするお店へ確認しておくと安心でしょう。
4.まとめ
小学生が卒業式で袴を着る際は、事前に確認しておきたいことがいくつかあります。例えば、学校の服装の規定や着付け・ヘアセットの予約、またトイレに行く方法や体調への配慮など、当日を快適に過ごすための準備がとても大切です。また、成長期のお子様は体格が変化しやすいため、サイズの変化に合わせやすいレンタルの着物を活用するのがおすすめです。京都かしきものでは、卒業式にぴったりの小学生用の袴を多数ご用意しています。色や柄のデザインも豊富なので、ぜひお子様と一緒にお気に入りを探してみてください。
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京都かしきもの編集スタッフ。着物に携わること50年。着物の仕入れやコーディネート・着付け・リメイクまで幅広くこなします。自分の着付けはもちろん、友人や親戚から着付けを頼まれることも。趣味は友達と着物で京都散策をすること。お抹茶と和菓子が好きです。
◆資格・免許◆日本和装協会認定資格/染織補正士/きもの文化検定/和裁技能士



