着物の宅配レンタルなら京都かしきもの

大切な卒業式に雨! 雨の対策は何する?

卒業式に袴をレンタルしたものの、あいにくの雨…。うっかり着物を汚さないためには、どんなことに気をつけたら良いのでしょうか。雨の日の対策や、お役立ちグッズ、万一濡れてしまった時の対応をご紹介します。おめでたい席に着物での失敗がないよう、事前に対策を考えて準備しておくと良いですね。

 
京都かしきもの卒業式袴レンタル商品一覧
卒業式袴レンタル商品一覧

1. 雨の日、レンタルした着物で気をつけたいことは?

雨の日の着物
「レンタルした着物を汚してしまったらどうしよう。弁償しないといけないのかな・・・」と心配事はつきません。
卒業式自体は体育館やホールの中で行われることが多いので、雨の心配は比較的少ないと考えられます。
しかし、着付けをしてもらってからの移動や、教室からの移動時にどうしても屋外を通ることが必要となる場合があります。
雨の日でも安心して移動ができるよう、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
 

 ●移動時のポイント1

「汚れ補償サービス」に加入しておきましょう。
着物レンタル店では、着物の「汚れ補償サービス」を設けているところが多くあります。
追加のオプションで加入を選べるところもあれば、レンタル料金に既に含まれているところもあります。

ちょっとした雨のシミや泥ハネなら、「汚れ補償サービス」に加入しておけば追加料金はかかりません。
レンタルを検討する際に「汚れ補償サービス」があるのかどうかを確認しておくのもいいですね。
京都かしきものでは、汚れ補償サービスの「安心パック」がございますので、安心して着物をレンタル頂けます。
 

●移動時のポイント2

着付けの際に、少し丈を短く着付けてもらいます。
裾が雨で濡れてしまったり、泥ハネ防止のためにも着付けを一工夫しましょう。
もしも着物を汚してしまったら
雨に濡れてしまうのはもちろんですが、泥が跳ねてしまったり転んでしまったりと、汚れてしまうような場面があるかもしれません。
 

●汚れた際の注意ポイント

万が一、着物に汚れがついてしまったら?
まず第一に、無理に汚れを拭き取らないでください。
無理に拭き取ろうとすると逆に浸透してしまうので、拭くときは軽く水分を抑える程度にしましょう。
 
着物をレンタルした場合には、自分で染み抜きや洗濯などはせず、そのまま返却します。
家に着いた後は「着物ハンガー」などにかけ、返却するまでしばらく吊るしておくのもオススメです。
返却の際に、着物レンタル店が把握しやすいように、汚れた箇所をメモなどに記載しておくとよいでしょう。
 
ご自身がお持ちの着物の場合は、洗濯できる素材かどうかなどを購入された店舗に確認の上、メンテナンスするのが安心です。
 

2. 雨の場合の交通手段

雨の道路

まずは極力、雨の中を歩かずに済むよう、交通手段を考えましょう。なるべくタクシーや車を使い、車から降りた後も濡れないよう足元に気をつけて。タクシーは予約するのがベターですが、帰りなど予約が難しい時は移動時間に余裕を見ておくと良いでしょう。

また雨の日は、湿度で髪のセットも乱れがちなので、ヘアセットと着付けが同じ場所でできると便利です。式の会場または会場近くの美容院で、着付けとヘアセットが予約できると雨への不安もぐんと減りますね。事前に会場近隣の美容室などをチェックしておくといいでしょう。式が終わった後は、洋服に着替えて帰るというのも賢い選択。2次会がある時は、洋装で参加するのも良いですね。また、会場からレンタルした着物を返却発送できると、着物が雨に濡れずにすみ、帰りも身軽です。
 

3. 雨から着物を守るには?

前述したように、雨の日は着物で屋外を移動しないように工夫するのが無難です。しかし、やむを得ず着物で外を歩く場合は、防水・撥水加工が施された雨天用のコートがあると安心です。足元が特に濡れやすいので、裾まできちんと隠れる丈を選びましょう。
 

雨から着物を守る方法

雨の中を歩く時は、つま先を内側に向けて歩くようにしましょう。内またで歩幅を狭くし、かかとで雨水を跳ね上げないよう、ゆっくりと歩きます。
 
階段の上り下りをする際は袴の裾を少したくし上げて踏まないように気を付けましょう。
足元が濡れていて滑りやすくなっている可能性がありますので、慌てずゆっくりと上り下りしましょう。
 
雨の日に徒歩で移動する際には雨傘は必需品です。
着物を濡らささないためにはできるだけ「大きめの傘」が安心です。
普段の洋服とは違い、袴は袖や裾が長く、帯の膨らみもあります。着姿全体をカバーできるように大きめの傘を用意しましょう。
 

4. 着物が雨で濡れてしまったら

もし、着物に雨のしずくがついてしまったら、ハンカチで表面についている水分をそっと吸い取って応急処置を。しみこんだ水を吸い取ろうと布を強く押し当てると、逆に水分が着物に染み込んでしまい、シミになってしまうのでご注意ください。泥跳ねがついてしまった場合、こすったり拭いたりするのは厳禁です。
雨予報が出たら、ハンカチやハンドタオルを忘れずに持ち歩くようにしましょう。
 
なお、さまざまな生地にシュッと吹きかけるだけで手軽に防水効果を与えられる防水スプレーがありますが、絹の着物は非常にデリケートなため、吹きかけた部分がシミ汚れになったり変色したりする恐れがあります。修復が困難な場合もあるため、レンタルの場合は着物や草履に防水スプレーを使用するのは避けましょう。
 

5. 準備しておくと安心な雨グッズは?

雨の日グッズ
ここでは雨の日に準備しておくと、何かと役立つ小物をご紹介します。レンタル着物を汚さないためにも、天気が気になる際はぜひ事前に準備しておきましょう。
 

●雨コート(雨ゴート)

雨コートにはすっぽりと着物を覆うロング丈の「一部式」と、上下が分かれている「二部式」があります。
「二部式」であれば、上半身だけ、足元だけと使い分けもできる他、長さ調節もしやすいので、普段着なれない人でも使いやすいでしょう。

ナイロン生地の雨コートは紫や黒、エンジなど色も様々あり雨コートでもおしゃれを楽しむことができます。

雨コートは、雨の日でも雨水から着物を守ることができるので、着物を着る機会がある方にとって持っていると安心なおすすめアイテムです。
 

●雨草履・草履カバーなどの履物

雨草履は、つま先部分にビニールが付いた雨用の草履です。草履カバーは、手持ちの草履にかぶせることができ、取り外しができるので便利。これらは外履きとして用い、式場など現地に着いたら履き替えるようにしましょう。
袴を着る際に足元はブーツまたは草履を合わせることができます。もしも雨が心配ならば、ブーツを選択すると安心です。防水タイプのブーツであれば雨が降っても、足元を気にすることなく胸を張って歩けます。

草履を予定していた方でも、雨予報の場合、お家から移動する際はブーツを履いてでるようにしましょう。
式典に出るときにだけ足袋をはいて草履に履き替えると安心ですね。
 

6. 雨の日の撮影

せっかくの卒業式が雨模様で、撮影ができないのでは?そんな風に感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかしながらそんな心配は要りません。雨の日でも写真を素敵に撮影することができます。
おしゃれで記念に残る“写真撮影するコツ”を押さえて卒業式に臨みましょう。
 

撮影場所

雨が降っている中の撮影となると、どうしても濡れるのを防ぐために、傘をささなくてはなりません。
着なれない着物に、傘をさしてポーズをとるのは大変かもしれませんね。
そんなときのために、雨の日でも撮影できそうな、屋内での撮影スポットを予め探しておくと安心ですね。
また、大学内や近くのカフェなど在学中に通っていた思い出深い場所で撮影をするのも良いでしょう。
教室

 

雨の日撮影の魅力

雨天の場合の撮影では、太陽の光が入りにくくなるので、鮮やかな写真は難しいかもしれません。
ですが、情緒的でドラマチックな写真が撮れるところは雨の日最大の魅力の一つです。
特に、雨の夜などは晴れているときとは全く違う色合いや雰囲気を出してくれますので、実は撮影に適した天候なのです。
あえて白黒に撮影してみたり、水滴や水溜まりを写し込んでみるのも、思い出に残る写真が撮れるでしょう。
 

まとめ

何かと気を遣うのが、レンタル着物の雨の日対策。なるべく車を使う、時間に余裕を見るなどの工夫が必要ですが、せっかく思い出に残る卒業式で、雨だからと着物を取りやめにしてしまうのはもったいないですよね。とはいえ昨今は、予期せぬ天候変化に見舞われることも珍しくありません。もしもの時の雨対策を事前に準備しておくと、当日になって慌てずにすみます。外は雨でも、卒業式袴で出席して良かったと思える記念の日になりますように。
 

京都かしきもの卒業式袴レンタル商品一覧
卒業式袴レンタル商品一覧


京都かしきものの卒業式袴レンタルは全国対応!

≪往復送料無料地域≫
青森県 / 岩手県 / 宮城県 / 秋田県 / 山形県 / 福島県 / 茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県 / 新潟県 / 富山県 / 石川県 / 福井県 / 山梨県 / 長野県 / 岐阜県 / 静岡県 / 愛知県 / 三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県 / 鳥取県 / 島根県 / 岡山県 / 広島県 / 山口県 / 徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 / 福岡県 / 佐賀県 / 長崎県 / 熊本県 / 大分県 / 宮崎県 / 鹿児島県

 
この記事を監修した人
この記事を監修した人
越子(えつこ)

京都かしきもの編集スタッフ。着物に携わること50年。着物の仕入れやコーディネート・着付け・リメイクまで幅広くこなします。自分の着付けはもちろん、友人や親戚から着付けを頼まれることも。趣味は友達と着物で京都散策をすること。お抹茶と和菓子が好きです。
◆資格・免許◆日本和装協会認定資格/染織補正士/きもの文化検定/和裁技能士

かしきもの宅配レンタルの特長Characteristic

  • 往復送料無料

    往復送料無料
  • 3泊4日レンタル

    着用日2日前にお届け
    着用日翌日に返送
  • フルセットレンタル

    着付けに必要なものを
    全て入れてお届け
  • クリーニング不要

    着た後
    そのまま返却OK
  • 安心パック

    汚れ補償の安心パック
  • 楽々返却

    ご自宅に集荷OK!