【時間帯別】袴で参加する際の卒業式 当日の流れをご紹介!

学生最後の一大行事である卒業式。特別な日に、晴れやかで凛とした袴姿で参加したいと思う方も多いのではないでしょうか。卒業式に友人や恩師に囲まれて袴姿で撮った写真は、きっと一生の思い出になるはずです。本記事では、袴で卒業式に参加する際の1日の流れと注意点を解説します。当日の流れをしっかり把握して素晴らしい1日を迎えましょう。
この記事でわかること・卒業式当日の大まかな流れ・当日に注意するべきポイント・京都かしきものでレンタルするメリット
目次
1.卒業式当日の流れ
卒業式当日はどのように1日が進んでいくのでしょうか。ここでは起床してから着付けなどの準備、夜の謝恩会・パーティーまでの流れを時系列でご紹介します。
【4~7時】起床

住んでいる場所・着付け会場・予約時間によって差はありますが、4〜7時の間に起床する方が多いです。特に着付けしてもらう場所が遠い場合は、まだ辺りが暗いうちに起きなくてはならないケースも少なくありません。また、卒業式が午前式、午後式によっても起床時間が変わりますので、卒業式の会式時間を事前にチェックしておく必要があります。袴で卒業式に参加する場合、着付け・ヘアセット・メイクの支度にかかる時間は、約1時間30分くらいと考えておけば大丈夫です。ただし当日の混み具合や、なりたいヘアスタイル・メイクによって時間が前後する場合もあります。少し時間に余裕を持っておくと安心です。また、卒業式当日はお昼ご飯を食べる時間がないこともあるので、しっかり朝食を取ることをおすすめします。朝食・着付け会場への移動時間も含めて逆算し、余裕を持って行動できる起床時間を決めましょう。前日も夜更かしはせず、しっかりとお顔の保湿を行って十分睡眠をとっておきたいですね。
【5~8時】着付け・ヘアセット・メイク

次に5〜8時の間で着付け・ヘアセット・メイクを仕上げていきます。前述したとおり個人差はありますが、所要時間は1時間30分程度が目安です。着付け師・美容師は多くの卒業生を同時に仕上げるので、当日は分刻みのスケジュールで動いています。当日忘れ物をして他の方の準備時間に支障が出ないよう、着付けの際に必要な小物は着付け会場で貸してもらえるのかどうか、もしくは個人で準備し持参しなければならないのかを事前に確認をしておきましょう。京都かしきものでは着付けに必要な着付け小物などがフルセットレンタルできます。髪飾り・補正が必要な場合は、タオルや補正用品を事前にご準備いただく必要がございます。
補正用タオルや髪飾りなどを持参するケースは比較的多いです。当日の朝に慌てないよう、前日までに用意しておくことをおすすめします。加えて、着付け・ヘアセットの際の注意点も押さえておきましょう。
美容師さんに当日希望するヘアスタイルを伝えておくことが可能であれば、当日慌てなくても良いように、事前に相談しておきましょう。また支度が完了し、草履で卒業式会場に向かう際も注意が必要です。袴を着る際に合わせる草履の歩幅は、靴の歩幅の約半分なので、靴で歩くスピードよりも約2倍の時間がかかります。急ぎ足で歩くと重心が前に傾き、履き慣れない草履で靴擦れを起こしたりして足を痛めてしまう可能性も高いです。当日の天気が雨や雪の場合はさらに歩きにくく、時間がかかってしまうので、時間に余裕を持って出発できると安心です。事前に着付け会場から卒業式会場へのアクセス方法を確認し、歩く距離が長くて不安な場合は、タクシーを予約したり身内に迎えに来てもらったりしましょう。
【9~10時】卒業式に参加

学校により異なりますが、9~10時頃に卒業式が始まることが多いようです。式典は約1〜2時間で終わります。着物・袴で参加する学生が多い場合は、式典の前後にトイレが混み合うことがあるので、時間に余裕を持って会場に入りましょう。慣れない着物でのトイレはどうしても時間がかかってしまうもの。着物がバラバラになってしまったり、着崩れたりしてしまわないように着物クリップや洗濯ばさみなどを準備しておくと良いですね。
袴でトイレに行く際はどうすればよいのかを以下にご案内しています。是非ご覧ください。
また、卒業式は3月下旬の肌寒い時期に執り行われます。雪が降る・式典会場の暖房が弱いなどの状況を想定し、下記のような寒さ対策を行っておくと安心です。
・ストールを持参し、羽織や膝かけとして防寒する
・ブーツを履く場合はタイツ、草履を履く場合はレギンスを着用する
・雪や雨でぬれた場合に備えて替えの足袋を用意しておく
・保温性の高い下着を着る
・草履を履く場合でも、移動時はブーツを着用しておく
保温性の高い下着を着る際は着物・袴の見た目に響かないよう、首回りが広く開いており、袖が短いものを選ぶときれいな袴姿に仕上がります。首回りが詰まった機能性インナーや長袖のインナーは着物の下から見えてしまう場合があります。せっかくの美しい着物姿が台無しにならないように注意したいですね。
【11~12時】卒業証書授与・記念撮影

卒業式典後、11~12時頃から卒業証書授与・記念撮影が始まります。卒業生全員で式典を行った後、クラスや学部に分かれて卒業証書を授与するケースもあり、その所要時間は学校によって異なります。卒業証書を受け取った後は、友人・後輩・恩師と写真撮影をしたり、花束をもらったりと思い思いの時間を過ごしましょう。どんなポーズで写真を撮るのかSNS等で事前に調べておくのもおすすめです。
【15~18時】着替え
卒業式は親しい友人との時間が盛り上がって、時間を忘れてしまいがちですが、レンタルの着物・袴の場合は着替え・衣装返却の時間に注意しておきましょう。15~18時頃から返却できるケースが多いですが、時間は各レンタル店でまちまちなので事前に確認しておいてください。以前は着付け会場に戻って着替え・返却する方法と、後日自分でレンタル店に返却に行く方法が主流でしたが、近年は宅配サービスを利用した無料の発送返却もあります。宅配サービスを使えば、遠方に住んでいても簡単に返却ができるので便利です。レンタル店によっては、着物・袴の着付けをした場所を開放して謝恩会のために貸し出したり、パーティーのドレスに着替えられるサービスを提供していたりするケースもあります。式典の後、いつどこで何に着替えるか、着替えた後の荷物はどこに保管しておくかなどを考えて、予定を立てておくとスムーズです。
京都かしきものでは、翌日返却が可能ですので、卒業式当日は返却時間を気にせずゆっくりと卒業式を楽しむことができます。
【18~20時】謝恩会・パーティー
18~20時くらいから、お世話になった先生方へ感謝の気持ちを示す謝恩会や、友人・サークルでのパーティーなどが開催されます。大学内で行われる謝恩会の場合は着物・袴姿のままでも参加する方も多いようです。食事を伴うパーティーになりますので、レンタルの着物や袴姿で参加する際は、衣装にシ食べこぼしやミを作らないように気を付けましょう。特に着物は袖が長く、気が付かないうちに汚れてしまうことがあります。食事や飲み物で着物・袴を汚さないよう、袖をおさえて物を取ったり、大きめのハンカチを用意し膝の上に置くなどしておくと安心ですね。ホテルを貸し切って行う謝恩会の場合は、ドレスコードが指定されている場合もあります。フォーマルなパーティーであれば肌の露出が少ないきれいめのドレス、カジュアルなパーティーであればワンピースタイプのドレス等が一般的です。カジュアルな謝恩会の場合は比較的自由に衣装が選べるため、留学生の中には自分の国の民族衣装で参加する人もいます。どのような装いで行くか悩む場合は、謝恩会・パーティーの会場の雰囲気を調べ、先輩や先生にも相談してみるとよいでしょう。友人と話し合って、おそろいのドレスで参加しても、すてきな思い出になりそうです。
2.まとめ

本記事では、袴で卒業式に参加する際の1日の流れと注意点をご紹介しました。袴を着て式典に参加するのは、人生の中でも貴重な機会です。卒業式当日の流れを把握して、時間に余裕を持ってスケジュールを立てましょう。お気に入りのデザインの袴をレンタルして、思い出に残るすてきな卒業式を過ごしてください。京都かしきものの卒業式袴レンタルは、1200着の中からお好みの袴セットが選べます。また全てフルセットレンタルなので、当日準備する物は補正用品やタオルだけ。レンタルスケジュールも前々日到着、翌日返却だから余裕をもって式典に参加ができます。
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