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成人式の準備はいつから?時期やダンドリを紹介

成人式の準備はいつから?時期やダンドリを紹介

成人式は、大人の仲間入りを祝う記念行事です。一生の思い出に残る大切な日となるため、成人式を控えている方の中には、「特別な1日にしたい」「最高の成人式にしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。そこで大切になってくるのは「当日何を着るのか」ですね。多くの女性は成人式に振袖を選んでおられます。
ではその振袖は、いつ頃準備を始めるのが良いのでしょうか。
本記事では、成人式の振袖をレンタル・購入するにあたって知っておくべきことと、準備するタイミングについて解説します。
ご自身が着たい振袖を考えて、いつ頃に予約することがご自身にとってふさわしいのかを是非参考にしてみてください。

 

1. まずは振袖を知る。

「成人式に着用する着物は振袖。」ということは知っていても、そもそも振袖って何?普段着る着物と何が違うの?と疑問に思われる方もいらっしゃるようです。
ここでは振袖について説明していきます。
振袖とは、未婚女性の第一礼装で、通常の着物と比較して袖の長さが長く、未婚女性が着用するものとされています。そのため、本来は二十歳でも結婚している女性は着用することができません。ただし、成人式の振袖は「二十歳の女性の晴れ着」といった分類にもなりますので、結婚していても、成人式に振袖を着用することができます。

振袖姿のイメージを固めましょう

振袖にはたくさんの色柄やテイストがあり、ひとくちに振袖と言っても古典柄やレトロなものなどデザインは非常に豊富です。
ご自身がどんなテイストの振袖が好きで、どんなコーディネートで着たいか考えてみましょう。
また、振袖は洋服と同じように好きなテイストと実際に似合うテイストが異なる場合があります。
パーソナルカラー診断や、骨格診断・周りの人の意見などを取り入れて、お気に入りの一着を見つけたいですね。

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2. 振袖の情報の集め方

どんな振袖を着たいか決めるにあたり、情報収集は大切です。
トレンドや実際の声を知るには、SNSやネットを活用するのが一番です。
質感や素材を確かめたり、知りたい場合は展示会や呉服店に足を運ぶことも良いでしょう。
色々な情報からトレンドや自分の好みを見つけ、振袖のイメージを膨らませましょう。

まずは情報収集が大切

 

3. 振袖をレンタル・購入するタイミングはいつが良い?

◆振袖に対するだいたいのイメージが膨らんだら、次はどうやって振袖を手配するかを決めましょう。
振袖は購入・レンタルする方法があります。
振袖を購入する場合、レンタルする場合のメリット・デメリットに関しては、以下に詳しく記載がありますので、是非参考にしてみてください。

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◆振袖の手配の仕方が決まったら、次はいつから振袖を探し始めるか。ですね。

最近では振袖をレンタル・購入するタイミングは年々早くなっていると言われています。
もちろん思い通りの振袖を探し始めるのに、早いに越したことはありません。ただ、着物業界が、「他社にお客様を取られる前にうちで決めてもらおう。」という働きかけが行われていることも否めません。

そんな中いつ振袖を決めることがベストなのか、みんなはいつごろから動き出すのかを解説します。これから振袖のレンタルを考えている方は是非参考になさってくださいね。

1. 高校3年生の冬~春に始める人も
成人式の振袖のレンタルを考え始めるのは、早い人で成人式の2年前です。成人の日が1月ですから、高校3年生の冬~春に準備を始めるということになりますね。「そんなに早く?」と驚く方もいるかもしれませんが、成人式の振袖選びはかなり早期からスタートされる方もいるのが実情です。
ご自宅に振袖の案内ハガキやDMが届き始めるのもこの頃です。
どうしてこんなに早くスタートするのでしょうか?
早く振袖探しを始めるメリット・デメリットをお伝えします。

●メリット

・成人式後~2月・3月はその年にレンタルされた振袖がたくさんそろっているので、選べる振袖が豊富にある。
・成人式直後は先輩の意見も聞きやすい。
・着付け美容室の予約も直前と比較してとりやすい。

 

成人式後はその年にレンタルされた振袖が返却され、在庫が豊富な状態のため、たくさんの振袖の中から選ぶことができます。イメージが固まっている方からすれば、より「今の」自分の好みに近いものを選ぶことができるでしょう。
また成人を終えたばかりの先輩にもいろいろとアドバイスを貰うことができるので、失敗しないためにはいろいろと話を聞いておくことも良いでしょう。SNSにもたくさんの投稿が上がっている時期でもあるので、イメージを膨らませやすいタイミングでもありますね。
イメージが固まっていない方にとっては、振袖を身近に感じてイメージを膨らませる良い期間だと思います。

 

●デメリット

・成人式を迎える年の最新作は選択肢に入っていない。
・早くに決めてしまうと、実際の成人式のトレンドから外れる場合がある。
・2年後の自分がイメージしにくく、子供っぽい選択になってしまう場合がある。

 

早めに振袖を決めてしまうデメリットとしては、成人式を迎える年の最新振袖を見ることができない事です。
最新作はその年のトレンドが取り入れられているものが多いため、新作のデザインをファーストレンタルしたい方は少し待ってみるのも手ですね。
また2年後の自分をしっかりイメージしておかないと、選んでいた振袖が二十歳の自分には全く似合わなかった、子供っぽいデザインが恥ずかしかった。等の先輩の意見もちらほら聞かれます。
18歳から20歳の2年間は考え方や好みも大きく変わる時期です。特に女の子はお化粧で雰囲気もガラリと変わりますので、先を見越した振袖選びが重要になってきます。

着付けをお願いする美容室に関しても予約できる場合は早めに予約をしておきましょう。
なぜなら、昔は母親や祖母が着付けを行うご家庭も多く、振袖を用意すれば、ご自宅で着付けができたのですが、現代では美容室などで着付けをしてもらう人がほとんどです。振袖は通常の着物以上に着付けに時間がかかります。そのため、美容室での着付けができる件数が限られてしまいます。「振袖はあるのに着付けしてくれる美容室が見つからない」という事態にならないためにも成人式の開催時間がわかったら早めに予約をすることをおすすめいたします。

2. 成人式の1年半前が最も多い
振袖のレンタルを決定するタイミングとして最も多いのが、1年半くらい前です。
この時期は呉服店や振袖専門店の店舗だけでなく、さまざまな催し物会場で振袖の相談会などが開かれているため、チェックしておくとよいでしょう。写真館や美容室で出張相談会をしていることもあるため、情報収集するには絶好のタイミングとなります。

ただ、あまりにたくさん見てまわると、選択肢が多すぎて決められない事態にもなりかねない点は注意しておいてください。

 

Point:夏~秋頃は新作が発表される時期
また1年半前に集中する大きな理由は、振袖の新作が発表されるタイミングだからです。毎年必ずこの時期に発表されるとは限りませんが、新作の多くはだいたい夏場~秋にかけて発表される傾向にあります。
新作の振袖から選びたい方は、成人式の1年半前の夏に情報収集するようにしてみましょう。

3. 成人式前に対応してくれるところも

「どうしても気に入る振袖に出会えなかった」「タイミングが合わず相談会などに行けなかった」「そもそもそんなに早く準備するものとは思っていなかった」など、レンタルの予約ができないまま時間が過ぎてしまった方も中にはいるはずです。
そんな方もご安心ください。
直前でも予約を受け付けてくれる店舗はあります。

京都かしきものでは、ご着用日の7日前までご予約を承っております。

理想の1着に巡り合えなかった、タイミングを逃してしまった。という方におすすめです。400着以上の品ぞろえで、成人式価格の設定もないので安心してレンタルいただけます。

振袖一覧はこちら

振袖一覧はこちらをご覧ください。

 

4. 他にも準備しておきたい成人式あれこれ

・前撮りのスケジュール
成人式当日は早朝から着付けをすることになります。そのまま式典に向かい、その後友人や家族と食事に……ということもあるでしょう。それから写真撮影といっても、疲れきった状態では良い写真にはなりません。そこで、大抵の場合「前撮り」といって、成人式本番より前に撮影する日を設けてスタジオなどで写真を撮ります。

レンタルの場合3泊4日など、複数日借りられるお店が一般的ですから、成人式前日などに前撮りをしてもよいでしょう。しかし振袖を短期間に何回も着るのはとても大変です。慌ただしく現実的ではないため、別の日を設定して前撮り用にレンタルした方がよいと言えます。

京都かしきものでは成人式特別料金の設定がなく、お得にレンタルをしていただけます。

前撮りに1回、成人式に1回、合計2回レンタルしたとしても15万円もかかりません。

前撮りのおすすめ時期は比較的混み合いにくい、2月~6月などです。夏場も前撮り自体は空いていますが、お化粧してから外出してしまうと、化粧崩れの心配があるため、現地でお化粧ができるスタジオをおすすめいたします。

・ヘアスタイルを小物込みで決めておく
振袖にはヘアスタイルも重要です。シックにまとめ髪にするのか、ボリュームを出してゴージャスにするのか、髪飾りも豊富にあるので、こだわりを持って選び出すと時間がかかります。

・ネイル
着物を着る際、あまり派手なネイルは敬遠されがちですが、成人式の振袖にはどんなねいるであってもさほど問題ありません。
ただし、注意しておきたいのが式典後に着替えて二次会や食事に行くということ。
振袖ばかりに気を取られて、洋服に着替えてお出かけしたら、ネイルだけが浮いていた。なんてことのないように、ネイルもイメージを固めて決めておきたいですね。
成人式はネイルも大切

・写真のポーズ
一生に一度の成人式。せっかくならハタチポーズ以外にもたくさん写真に残したいですね。事前にどんな写真が撮りたいか、SNSで探して保存しましょう。海や公園などのロケーション写真もおすすめです。事前にロケハンしておくと安心です。

 

5. まとめ

いかがでしたでしょうか。
成人式を迎えるにあたり、どうやって振袖を手配するのか、どのタイミングで準備を始めるのかなど紹介をさせていただきました。
着物は普段着慣れている洋服とは異なる点がたくさんあります。
また早く振袖を決めすぎると、2年後の自分に合わない振袖を選んでしまう可能性も十分にあります。
だからこそしっかりとイメージを固めることが大切です。
希望通りの振袖を見つけて、素敵な振袖姿で成人式に臨みたいですね。

皆様の成人式が一生の思い出に残る素敵な成人式になりますように!

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この記事を監修した人
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越子(えつこ)

着物に携わること50年。着物の仕入れやコーディネート・着付け・リメイクまで幅広くこなします。自分の着付けはもちろん、友人や親戚から着付けを頼まれることも。 趣味は友達と着物で京都散策をすること。 お抹茶と和菓子が好きです。
◆資格・免許◆日本和装協会認定資格/染織補正士/きもの文化検定/和裁技能士

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