七五三は数え年?満年齢?お参りする時期は?
投稿日:2018年9月6日 (最終更新日:2025年10月16日)
よく満年齢・数え年という言葉を耳にすることがあるかと思います。人生における通過儀礼は数え年で行われる場合が多いようです。それでは七五三は満年齢・数え年どちらでお祝いすればよいかご存知ですか?
1.七五三のお祝いの時期
昔は、七五三を含む人生のお祝い事は数え年で執り行われることが当たり前でした。七五三も数え年の7歳・5歳・3歳をそれぞれ節目としてお祝いされていましたが、現在は満年齢でお祝いする方も多くいらっしゃいます。七五三のお祝いは数え年、満年齢どちらの年齢で行わないといけないという明確なルールはありません。ただ、地域の風習で決まっていたり、しきたりを重んじるご家族であれば昔のしきたり通り数え年で行われる場合もあるでしょう。
他にもお子様の様子・ご家庭のご事情・兄弟姉妹やお友達と一緒に・・・などの事情で七五三をお祝いする時期も異なってくる場合があります。ただ、大切なことはお子様やご家族にとってより良い時期にお祝いしてあげることです。それを踏まえて、【満年齢】と【数え年】どちらがいいのでしょうか?それぞれの メリット・デメリットを紹介してまいります。
2.【満年齢】とは?
現代の年齢の数え方で、生まれた日を0歳とし誕生日を迎えるごとに年齢を1歳重ねていくということです。
メリット
お祓いや参拝、写真撮影など長い時間を過ごしても年齢に成長が追いついているので、落ち着いて応対できるお子様が増えてきます。また、3歳のお祝いでは髪置きの儀と言って髪を結いますが、満年齢だと髪の毛も伸び、量も増えるのでお子様自身の髪でヘアーアレンジも楽しんでいただけます。
デメリット
子どもの成長はとても早いです。特に3歳は、急成長を見せる時期でもあるので、あどけなさは感じられないかもしれません。また、5歳の男の子のお祝いとなるとお子様によっては小学生並の体格になっている場合もあり、レンタル商品では対応サイズが見つけにくくなる可能性があります。
3.【数え年】とは?
誕生日で歳を数えるのではなく、生まれた日を1歳とし元旦を迎えるたびに年齢を1歳重ねるということです。数え年で考えると、12月生まれのお子様は翌年の1月には2歳と見なされます。昔は満年齢ではなくこの「数え年」で七五三を行うのが正式なお祝いとされていました。
メリット
お子様のあどけない表情を写真などに残しておきたいと思うのであれば、数え年でお祝いするのがおすすめです。
デメリット
お祓いや参拝、写真撮影の時には、お子様のその日の機嫌や体調によって左右されることがあります。特に数え年の3歳は実年齢が2歳となるので、イヤイヤ期の真っ最中です。また、お昼寝が必要なお子様であれば、その時間にご祈祷が重なってしまうとぐずってしまう可能性があります。
4.早生まれのお子様の場合(1月1日~4月1日まで)
早生まれのお子様の場合、同級生と同じ年に七五三を行うことを考えると、身体が平均より小柄めのお子様が比較的多いです。 その為、レンタルされる際対応サイズが見つけにくくなる可能性があります。体力的にお祓いや参拝、写真撮影など長時間の過ごすことは、お子様もご家族も大変かもしれません。 その為、お子様の様子をみて判断することも大事になってきます。
■3歳男の子七五三のポイント■
3歳の男の子の七五三着物には5歳の男の子同様に羽織袴姿と、3歳女の子同様の被布セットがあります。羽織袴はどうしても小さいお子様には負担になってしまう場合があります。早生まれのお子様や、数え年で七五三を行う場合、長時間着物姿で過ごす場合・体力に心配が残る場合は、疲労を軽減してあげるためにも七五三着物に被布セットを選んであげることをおすすめいたします。
5.お参りする時期は?
今までは七五三のお参りを秋に行われるご家族がほとんどでしたが、コロナ禍を境に、人込みを避け時期をずらして七五三参りを行われる方も増えてきました。小さなお子様にとって、人込みの中でのお参り・写真撮影・お食事会等、たくさんのスケジュールをこなすことは体力的にも大変なことです。そのため12月のお日柄の良い土日にゆっくりお参りをされる方、春の気候の良い時期にお参りをされる方など考え方も多様化してきています。特にお子様が早生まれの場合、半年ほど時期を後ろへずらし、翌年の春にお参りをされる方が多いようです。半年時期をずらすことでお子様の体力に対しても不安が減り、落ち着いてお参りができるようです。ただ、地域やご家族によって、「七五三は秋に行うもの」とお考えの方もいらっしゃいます。また、年賀状などで七五三の写真を楽しみにされている場合もあります。あとあとしこりを残さないためにもご家族に事前に相談しておくことが大切ですね。
6.まとめ
ここまで、早生まれ、満年齢、それぞれのメリット・デメリットや七五三を行う時期を紹介してきました。
・七五三は満年齢でも、数え年どちらでも問題はありません。
・満年齢・数え年どちらもメリットとデメリットはあります。ご家族のご都合のよいタイミングで選びましょう。
・七五三の正式な時期は11月15日ですが、多様な考え方が増えてきた今、いつ七五三参りをしても問題はありません。
ご親族は子供の日々の成長をとっても楽しみにされています。かわいいお孫さんの七五三の報告を楽しみにされているかたも多いでしょう。事前にいつ七五三参りをするのかご親族へも相談や報告をしておくことが大切です。
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京都かしきもの編集スタッフ。着物に携わること50年。着物の仕入れやコーディネート・着付け・リメイクまで幅広くこなします。自分の着付けはもちろん、友人や親戚から着付けを頼まれることも。趣味は友達と着物で京都散策をすること。お抹茶と和菓子が好きです。
◆資格・免許◆日本和装協会認定資格/染織補正士/きもの文化検定/和裁技能士



