卒業式の先生袴とは?押さえておきたい着こなしマナーやおすすめコーデをご紹介
卒業式は先生(教員)方にとっても、生徒さん達の門出を祝う大切な式典ですよね。
卒業式は通年行事ではありますが、卒業する生徒たちは一生に一度の大切な行事。先生も意外とその袴姿を見られていますよ!
最後まで憧れの美しい上品な先生であり続けるためにも、着こなしマナーと注意点を是非覚えていておいてください。
1. 先生(教員)が袴を着用するのはOK?
なぜ、卒業式には袴を着るのでしょうか。先生も袴で卒業式に臨むのは大丈夫?
卒業式によく見かける袴姿「女袴」は明治時代の女学生に代表されるように、女性の学びの場、女学校の制服として考案されました。
この女学校で女袴を着用していたのは女生徒だけではなく、そこで働く先生も袴を着用していたようです。
そのため、現代では卒業式に先生が袴姿で臨むこともおかしなことではありません。
むしろ立派に巣立っていく生徒たちの特別な日だからこそ、凛とした特別な出で立ちで見送ってあげたいですね。
2.袴を着る際の注意点
2-1 袴の選び方
卒業式に臨まれる先生の場合、袴姿に合わせる着物の格としては正礼装~準礼装にあたるものが良いでしょう。
学校のトップを務める校長先生が正礼装、教頭先生が準礼装というのが主流のようです。
クラス担任の先生方は、それぞれの先生方の立場を考慮して、校長先生や教頭先生よりも格が高くなってしまわないような装いが必要です。
また、和装には既婚・未婚によって着用できる着物とそうでない着物があります。
ここまで読み進めると、「なんか面倒だな。」「細かい決まり事が多そう… 」と思ってしまいがちですが、以下へわかりやすくまとめてみましたので、是非最後までお読みください。
2-2 先生が選ぶべき、袴に合わせる着物って??
袴に合わせる着物は、「色無地」や「訪問着」が無難です。
ピンクベージュの訪問着 |
若菜(わかな)色の色無地 |