卒業式で袴を着る際に準備するべき物は? あると便利な小物も紹介
投稿日:2024年9月12日 (最終更新日:2025年2月6日)

大学や専門学校の卒業式で袴を着る予定の方もいるでしょう。袴をきれいに着るためには、前もって必要な物を準備しておきたいものです。袴のレンタルサービスを上手に利用すれば、何かを新たに購入する必要なく、すでに家にある物でも使えることがあります。浮いたお金で、ヘアアクセサリーを準備したり小物をワンランクアップしたりしたいですね。
この記事では、卒業式で袴を着る際に準備すべき物や、着物や袴をレンタルするときにあると着付けがしやすくなる物を紹介します。卒業式という節目の日に向けて準備を始めたい方は、ぜひ参考にしてください。
1.卒業式で袴を着るために必要な物
着るだけでレトロな雰囲気に仕上がる袴姿は、卒業式で一番人気の装いです。まずは、袴の着付けで必要な物を紹介します。
着物
卒業式では、袖の長さが二尺(76cm)の二尺袖着物と袴を合わせるのが一般的です。
振袖ほど袖丈が長くなく、軽やかな印象にすることができます。
もちろん成人式などで着る中振袖を合わせても、マナー違反にはなりません。事前になりたい袴姿を確認して着物を決めておきましょう。
袴
着物が決まったら、合わせる袴を選びます。女性用の袴は行灯袴(あんどんはかま)といって、スカートのようなデザインが特徴です。イメージに合った袴を選びましょう。定番を選びたいなら紺や緑、個性を楽しみたいならバイカラーの袴やグラデーションがかかった袴などがおすすめです。
帯
袴を着付けるときに使う帯は、袴下帯(はかましたおび)や半巾帯(はんはばおび)ともいわれます。浴衣を着付けるときにも同じ物を使うので、家に半幅帯がある場合はそのまま使っても良いでしょう。
帯の幅は一般的な物の約半分と細く、正面からはあまり目立ちません。袴の上から2cm程度見えるため、差し色として全体のバランスも考えながら選ぶのがおすすめです。
2.卒業式で袴を着るために必要な小物
肌襦袢
肌襦袢(はだじゅばん)とは、着物を着用する際に肌の上、長襦袢の下に着る下着、肌着のことです。袖や丈が短く、着物を着ると外からは見えません。
長襦袢
長襦袢(ながじゅばん)は着物を着たときに着崩れしにくくしたり、着物を汗から守ったりする役割があります。長襦袢の下には、肌着と同じ役割がある肌襦袢を着ます。
半衿
半衿(はんえり)は、長襦袢に付ける衿のことです。着物の襟元が皮脂やメイクなどで汚れるのを防ぐ役割があります。長襦袢に縫い付ける物やピンで固定する物が一般的です。
衿芯
衿芯は、長襦袢に付いている半衿の内側に差し込んで使用します。衿元がしっかり立つので、見た目も整いきれいに着物を着こなせます。
衣紋を抜く際にもしっかりと衿の形をキープできるので着物を着る際には欠かせないアイテムです。
腰紐
腰紐とは、長襦袢や着物を着るときに使用する着物を固定する紐です。身長や体型によって必要な本数は異なるものの、4本程度用意しておくと良いでしょう。自分で準備する場合は、巾が広い物を選ぶと使いやすいです。
伊達締め
伊達締め(だてじめ)は、長襦袢や着物の上から巻いて使用します。長襦袢と着物でそれぞれ1本ずつ必要なので、2本以上準備すると良いでしょう。伊達締めがない場合は、マジックベルトでも代用できます。伊達締めには、整えた衿元が崩れるのを防いだり、おはしょりの底を整えたりする役割があります。
帯板
袴を着付ける際には、帯板(前板)を1枚使用します。半幅帯に挟んで使用することで、できるだけ小さいサイズのものを準備しましょう。帯板を使用することで、帯にシワが寄らずきれいに仕上がります。
履物
袴を着用する場合の履物は、草履またはブーツが一般的です。草履は着物や袴と合わせやすく、伝統的に仕上がります。草履を履く場合は足袋が必要です。履き慣れていない人は、伸縮性が高い物を選びましょう。ブーツはレトロモダンに仕上げたい場合におすすめです。靴下やタイツを準備するのも忘れないようにしましょう。
バッグ
袴を着用する場合は、巾着または小さめのバッグを準備しましょう。貴重品や手荷物を入れて持ち歩く際に役立ちます。成人式で利用したバッグでも問題ありませんが、全体のバランスを重視する場合は、着物や袴に合う色・デザインの巾着や、着物用のバッグを準備すると良いでしょう。
3.卒業式袴の着付けにあると便利な物
袴姿をきれいに仕上げるためには、しっかりと着付けすることが大切です。ここでは、準備しておくと役に立つ便利な物をいくつか紹介します。
体型補正グッズ
袴をきれいに着こなすためには、体系を補正してできるだけ寸胴型の体型に近づける必要があります。体型補正グッズを使用すると身体の凹凸が目立ちにくくなり、着物や袴の着崩れ防止にも役立ちます。
例えば、ウエスト部分にはくびれを目立たなくするウエストパッド、胸の膨らみを目立ちにくくするためには和装ブラジャーを使用するのが一般的です。日常的に着物を着る習慣がある方は補正グッズを一式揃えて置けば安心ですが、普段から着物を着る習慣がなければ、補正グッズを揃える必要はありません。
補正グッズが準備できなくても、ご自宅にあるフェイスタオルを数枚準備しておけば代用品として活用できるでしょう。
着物クリップ
着物クリップは、着物を着付けするときに衿や帯を押さえるために使います。生地を挟む箇所にゴムが付いているので、使用後も着物に跡が残る心配もありません。洗濯バサミでも代用できます。しかし洗濯ばさみの中には挟む力が弱過ぎたりするものもあるのでホールド力があるものを準備しましょう。また着物クリップや洗濯バサミは着付け時以外にも、袖をまとめたり裾を固定したりできるので、袴着用後にトイレに行く際にも役立ちます。
数個を巾着やカバンの中に忍ばせていおくと良いですね。
4.袴をレンタルするときは何が必要?
袴をレンタルするときは、自分で何を準備すれば良いのか確認しましょう。レンタル先によって、レンタルできる内容は異なります。中には、小物はレンタル対象外の場合もあるので注意してください。
袴をレンタルする場合は、以下の物を自分で準備することが多くあります。
| 肌襦袢(肌着) | ・二尺袖着物を着用する場合は、袖口から見えない物 ・首回りが大きく開いている物 |
| 髪飾り | ・イメージに合った物 |
| 履物(草履・ブーツ) | ・草履を履く場合は足袋がマスト ・足袋も準備する必要があります ・編み上げブーツ(黒)が定番 ・靴下やタイツ(ハイウエストタイプや着圧タイプ以外) |
| 防寒対策グッズ | ・薄手のインナー(首回りが大きく開いている物) ・レギンス(膝下丈) ・靴下を履く場合はスパッツもあると良い ・貼らないタイプの使い捨てカイロ |
京都かしきものでは準備する物は補正タオルとブーツを履く場合のブーツのみ。
その他着付けに必要なものはセットになっているので、準備は必要ありません。
●京都かしきもののレンタル付属品は以下の通り
5.まとめ
卒業式で袴を着る際には、さまざまな物を準備することになります。全てそろえるのは大変なので、着物や袴をレンタルする場合はお店から何がレンタルできるのか把握しておくとスムーズです。
場合によっては、すでに持っている物が使えることもあります。余裕を持って準備するためにも、当日までに確認して足りない物は買い足すと良いでしょう。
また余った予算で髪飾りや小物をアップグレードして卒業式を楽しみましょう!
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