赤ちゃんの「命名式」とは?いつ、何をするの?当日の流れや服装、準備リストを解説
投稿日:2025年10月27日 (最終更新日:2025年10月27日)

この記事では、赤ちゃんが生まれて最初の大切な儀式である「命名式」について、その意味や準備するもの、当日の流れ、おすすめの服装まで、分かりやすく解説します。 初めてのことで不安なママ・パパも、この記事を読めば安心して「命名式」の準備を進められますよ。
1.そもそも「命名式」とは?「お七夜」との違いは?
「命名式」とは、赤ちゃんに付けた名前を家族や親戚、そしてその土地の神様(産土神様)に報告し、健やかな成長を願う儀式のことです。昔は、生まれて間もない赤ちゃんの命は不安定と考えられていました。そこで、生後七日目の夜を迎える「お七夜(おしちや)」に、名前を付けて社会の一員として認めてもらうことで、無事に育つよう願ったのが始まりとされています。現代では、この「お七夜」の儀式の中で、名前をお披露目する「命名式」を一緒に行うのが一般的です。「お七夜=命名式」と捉えて準備を進めても問題ありません。
2.命名式は「いつ」「どこで」「誰と」行う?
伝統的には、名前の通り「生後7日目の夜」に行います。しかし、生後7日目というと、ママも赤ちゃんも退院したばかりで、まだ体調が万全でないことがほとんどです。特に産後のママは、心身ともに休養が必要な時期。そのため、最近では厳密に7日目にこだわる必要はない、という考え方が主流です。ママと赤ちゃんの体調を最優先し、退院後少し落ち着いた生後2〜3週間頃や、家族が集まりやすい週末などに日程をずらして行うご家庭も増えています。
昔は親戚一同を招いて盛大に行うこともありましたが、現代では「自宅」で行うのが最も一般的です。 産後のママや新生児の赤ちゃんにとって、移動の負担がなく、リラックスできる環境が一番です。
かつては父方の祖父母を招くのがしきたりでしたが、今はその形式にこだわる必要はありません。《両親(パパ・ママ)と赤ちゃんだけでささやかにお祝いする》《両家の祖父母を招いて、おじいちゃん・おばあちゃんに孫の顔を見せながら行う》など、ご家庭の状況に合わせて無理のない範囲で決めましょう。大切なのは、赤ちゃんの誕生を祝い、成長を願う気持ちです。
3.命名式の準備リスト|何を揃えればいい?
いざ「命名式」をやろうと決めたものの、何を準備すればよいか迷ってしまいますよね。 最低限必要なものから、お祝いを彩るアイテムまで、準備リストをご紹介します。
命名式に欠かせない、最も大切なアイテムです。赤ちゃんの名前を書き記し、神棚や床の間、または赤ちゃんの枕元に飾ります。
正式な命名書: 奉書紙(ほうしょがみ)や半紙に、毛筆で赤ちゃんの名前、生年月日、両親の名前などを書き記します。
略式の命名書(色紙など): 最近では、デザイン性の高いおしゃれな命名書も人気です。手形・足形と一緒になったものや、写真映えする刺繍入りのものなど、種類も豊富。Instagramなどでもよく見かけますね。
命名書は、記念として長く残るものです。ご家庭のスタイルに合わせて選びましょう。
命名式では、お祝いの食事(お祝い膳)を囲むのが一般的です。伝統的には、尾頭付きの鯛、お赤飯、お吸い物、煮物などが縁起物として用意されます。 とはいえ、産後間もない時期に、ママがすべてを準備するのは大変です。無理をせず、仕出しや宅配のオードブル、お寿司などを上手に利用しましょう。「命名式用のお祝い膳」を提供しているサービスもあります。
必ずしも必要ではありませんが、せっかくの記念日なので、真っ白なベビードレスや、退院時に着たセレモニードレスなどがおすすめです。
当日は慌ただしくなりがちなので、カメラやスマートフォンの充電は満タンにしておきましょう。 命名書と一緒に赤ちゃんを撮影したり、家族全員で写真を撮ったり、一生の思い出に残る瞬間をぜひ写真に収めてください。
4.命名式当日の服装|赤ちゃん・ママ・パパは何を着る?
自宅で行うことが多い命名式ですが、服装に悩む方も多いようです。
退院時に使ったベビードレスや、お気に入りのロンパースなど、赤ちゃんが快適に過ごせる服装を選んであげましょう。
赤ちゃんが主役ですので、両親や家族はそれより格を下げた服装を心がけます。 自宅での開催であれば、清潔感のある「きれいめの普段着」や「セミフォーマル」で十分です。
ママ: 授乳中でもあるため、授乳しやすいワンピースや、前開きのブラウスとスカートなどがおすすめです。体調を第一に、締め付けのない楽な服装を選びましょう。
パパ: シャツとスラックス、きれいめのニットなど、清潔感のある服装を。
■命名式 当日の流れ(一例)■
当日の流れに厳密な決まりはありませんが、一般的な例をご紹介します。
1.開会・挨拶: 家族が揃ったら、パパ(または祖父)が簡単な挨拶をします。
2.命名書の披露: 命名書を皆に見せ、赤ちゃんの名前と、名前に込めた想い(由来)などを発表します。
3.食事(お祝い膳): みんなでお祝いの食事を囲み、赤ちゃんの誕生を祝います。
4.記念撮影: 命名書と赤ちゃん、家族全員で記念撮影をします。
5.閉会: 頃合いを見て、感謝の言葉と共に閉会します。
5.まとめ
命名式は、赤ちゃんが生まれて初めて迎える、家族にとっての大切なセレモニーです。 伝統的なやり方もありますが、最も大切なのは「赤ちゃんの健やかな成長を願う気持ち」です。形式にとらわれすぎず、ママと赤ちゃんの体調を最優先してください。準備が大変な部分は、宅配サービスなどを賢く利用しながら、無理のない範囲で、ご家族らしい温かい命名式を計画してみてはいかがでしょうか。この記事が、素敵な命名式を迎えるための参考になれば幸いです。
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京都かしきもの編集スタッフ。着物に携わること50年。着物の仕入れやコーディネート・着付け・リメイクまで幅広くこなします。自分の着付けはもちろん、友人や親戚から着付けを頼まれることも。趣味は友達と着物で京都散策をすること。お抹茶と和菓子が好きです。
◆資格・免許◆日本和装協会認定資格/染織補正士/きもの文化検定/和裁技能士



