袴とは 《そもそも袴とは何なのか》
投稿日:2017年10月26日 (最終更新日:2026年1月28日)
弥生時代にその原型が生まれ、近世紀においては主に男子の礼装とされていましたが、女子のものもあり、神道の巫女や弓道衣などに用いられていました。近代では女子大・高校の通学着、現代では卒業式の礼服として、女子袴が定番となっています。
1.袴の折り目の意味
剣道においては袴の表にある5つの折り目と裏にある2つの折り目には意味があるとされており、表の5つは以下の五常の教えとされています。
- 仁:己に克ち、他に対するいたわりと思いやりの心のこと
- 義:正しい行いを守ること
- 礼:礼儀、礼節を重んじること
- 智:物の道理を知り、正しい判断をすること
- 信:いつわりのない、人から信頼される忠実な誠の心
裏の2つは
- 忠:主君に尽くす、または先生や仲間を大切に思う真心のこと
- 考:親、兄弟を大切にする心のこと
とされています。
2.女性が袴を履くようになったのは何故?
女性が袴をはくようになったのは、古くは飛鳥・奈良時代頃からのことで、当初は貴族の女性の下衣(下着)でした。
平安時代の頃からは一定階級以上の女性が袴を着用していたとされていますが、鎌倉時代以降は宮中以外でその姿を見ることは無かったようです。明治に入り、畳に座る生活から椅子に座る生活へ生活様式が変化したことと、社会で働くようになった女性達が裾さばきを気にせず歩ける服装が求められたことから、袴を履くようになったとも言われています。
また、女性が学校という場にも進出していきましたが、女性が学校に通うということ自体が限られた上流階級の層の人達だけで、知識と教養を身に付けた女子の正装という位置付けでもあったようです。しかし、女性が男性の袴を履くのはおかしいと批判が巻き起こり、再び制服は和服へと戻っていったとされています。
3.どうしてブーツを履くの?
諸説ありますが、1970年代後半に流行した「はいからさんが通る」という少女漫画(講談社)が一世を風靡し、アニメや南野陽子さんの主演で映画化もされました。この主人公が袴にブーツ姿であったため、現代の袴へブーツを合わせるスタイルが流行したとも言われています。
また、ブーツは編み上げタイプのショートブーツが一般的で、黒色や焦げ茶色がよく好まれるようです。くるぶし位の袴丈でブーツを合わせるのがおしゃれですね。
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