七五三のお祝いの贈り方 お祝い金の相場や渡す際のマナー
投稿日:2022年8月1日 (最終更新日:2025年2月7日)

七五三は子どもの成長を祝う大切な節目の行事です。孫や甥・姪、友人の子どもなどが七五三を迎えるにあたり、どのような贈り物をしようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、七五三のお参りやお祝いのタイミングと合わせて、贈り物をするタイミングやお祝い金の相場もご紹介します。「お金より何か記念に残るものを」とお考えの方は、おすすめのプレゼントもピックアップしているのでぜひ参考にしてください。
1. 七五三のお参り・お祝いはいつ行う?
七五三のお祝いはもともと平安時代、公家の間で始まり、その後武家の間でも行われ江戸時代に現代のような形で定着したと考えられています。
現代では、無事成長したことのお礼と、これからも健やかに成長していけるよう想いを込めて神社に参拝しお祝いします。七五三は11月15日に行われるものとされていますが、前後1カ月程度を目処に参拝やお祝いをする人が多くなっているようです。
2. 七五三のお祝いを贈るタイミング
七五三のお祝いを贈るなら11月15日までに行うのがよいでしょう。11月に入ると有名な神社は七五三の参拝者で混み合います。それを避けて早めに参拝するご家庭もあるため、10月下旬頃には準備をしておいて早めに贈るのが安心です。
遅れてしまったときは「遅くなったけど」など一言気遣いの言葉を添えて渡してあげるといいですね。
3. 七五三のお祝い金の相場
七五三のお祝いの金額は祖父母や親戚、父母の友人など関係性によって相場が変わります。
おおよその一般的な相場は以下の通りです。
※お住いの地域やご家族の事情によっても異なる場合がありますので、ご不安な方はご家族に事前に相談されることをおすすめいたします。
・祖父母 :10,000~30,000円
・親戚 : 5,000~10,000円
・父母の友人: 3,000~5,000円
お祝い金は必ず贈らなければならないものではありません。特に父母の友人の場合は、お祝いをお金で渡すとかえって気を遣わせてしまうこともあります。あくまでお祝いしてあげたい「気持ち」を届けるものですから、お金に限らず、子どもが喜びそうなおもちゃやこれから役立ちそうなものをプレゼントしてあげるのもいいでしょう。
また、贈る金額は1・3・5など割れない数字を選ぶのがよいとされています。3,000円、5,000円、10,000円など奇数の額面で贈りましょう。
4(死を連想させる)、6(無、何もなくなることを連想させる)、9(苦しみを連想させる)など、古くから忌み嫌われてきた数字がつく金額は特に避けた方が無難です。
4. ご祝儀袋(熨斗)の選び方・表書きの書き方
七五三のお祝いはご祝儀(熨斗)袋に包んで渡します。ご祝儀袋には種類があり、お祝いとお悔やみで使うものは水引の種類、表書きが変わります。
七五三のご祝儀袋や熨斗紙の選び方
七五三の場合は、水引が蝶結びまたは花結びになったものを使いましょう。これらはほどけてもまた結び直せることから、何度繰り返しても良いお祝い事の際に使われます。水引の色は紅白のものを選びましょう。水引の下には送り主の名前を記載します。
※地域によって水引の本数が異なる場合があります。気にされる方もいらっしゃいますので、事前に地域の方や、ご家族に確認を取っておきましょう。

七五三のご祝儀袋の表書き
ご祝儀袋の表書きには以下のような書き方があります。
| 対象 | 表書き |
| 全年齢 | 御祝、七五三御祝 |
| 三歳 | 髪立祝、御髪置御祝 |
| 五歳 | 袴着祝、御袴着御祝 |
| 七歳 | 帯解祝、御帯解御祝 |
年齢ごとの表書きは、七五三のお祝いの由縁である3歳の髪置(髪を伸ばし始める)、5歳の袴着(初めて袴をはく)、7歳の帯解(初めて大人と同じ帯を締める)に由来しています。「御祝」や「七五三御祝」でも十分伝わりますが、相手を想い、それぞれの年齢にあわせて表書きを書いてあげればなお喜ばれるでしょう。
ご芳名欄(水引より下の部分)には送り主の名前を書きます。祖父母から贈る場合は連名で書いてもかまいません。
※四文字の表書きは「死文字」といって気にされる方もいらっしゃいます。できる限り表書きを四文字にするのは避けましょう。
5. 七五三のお祝いで喜ばれるプレゼント・贈ってはいけないプレゼント
七五三のお祝いにプレゼントをあげることもあります。特に祖父の場合、古い習わしでは、祖父母から晴れ着や紋付き袴を贈り、親戚からは髪飾りや草履などの小物を贈るものでしたが、近年ではこうした習わしに従うご家庭も少なくなってきました。
もちろん贈って困るものではないので、晴れ着や紋付き袴を祖父母側で用意したいと考えているなら、早めに伝えておきましょう。というのも、父母が晴れ着などを用意する場合、早くから準備しなければいけません。レンタルの場合も混み合うためやはり早めに予約をします。父母が準備したものと被ってしまってはもったいないので、できるだけ早めに伝えておきましょう。
なお、プレゼントを贈る場合、その分お祝いの金額を少なくしたり、プレゼントだけにしたりしても問題ありません。

七五三のお祝いに喜ばれるプレゼント
七五三のお祝いのプレゼントは主役であるお子さまが喜んでくれそうなものを選びましょう。
●おもちゃ
きょうだいがいるなら一緒に遊べるおもちゃや、知育玩具などもおすすめです。

●洋服
洋服は好みもありますが、3歳や5歳の頃なら汚してお着替えがたくさんに必要な時期でもあるので、普段着ている服のタイプをリサーチしつつ、喜んでもらえそうなものを選びましょう。
●お菓子
お菓子もお子さまに喜ばれるプレゼントです。七五三用のお祝いが施されたクッキーやロールケーキ、バウムクーヘンなどは贈り物として定番です。ただお菓子は、アレルギーがあったり家庭の方針であまりお菓子を食べさせていなかったりすることもあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
●文房具
7歳のお祝いなら文房具もよいでしょう。自分の持ち物のデザインや機能性に興味を持ち始める年齢でもあるので、実用的なものをはじめ、好みを知っているならキャラクターや流行のものなどを選んであげると喜ばれます。
七五三のお祝いに贈ってはいけないもの
七五三のプレゼントで贈ってはいけない代表的なものには、ハンカチやグラス類があります。ハンカチは別れを連想させ、ガラス製品などは割れるので縁起が悪いと考えられているためです。また文房具を贈る際はハサミも避けましょう。これも切る、切れるという言葉を連想させ縁起が悪いとされています。
また、祖父母からの晴れ着などを除き、高価すぎるプレゼントも控えましょう。そもそも子どもへのお祝いのお返しはしなくていいとされているため、あまりに高価なものだと相手に気を遣わせてしまいます。
6. 七五三のお祝いは早めの準備が肝心!余裕を持ってお祝いしよう
【まとめ】
七五三のお祝いは11月15日に行われるものですが、神社が混み合うこともあって近年では早めに参拝されるご家庭も多くなっています。
お祝いは11月15日までに贈れば問題ありませんが、既にお参りやお祝いが済んでしまったあととなるとどうしても気まずいもの。特に祖父母で晴れ着や紋付き袴などをプレゼントに考えている場合は、父母が準備するより前に衣装を準備する旨を伝えておく必要があります。お祝いを贈るなら早めの準備を心掛けましょう。
何より大切なのはお祝いする気持ちですから、金額やものにあまりとらわれ過ぎず晴れの日を祝ってあげてください。

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