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《七五三 着物》五歳男の子 着付け方

五歳着物の着せ方

七五三を迎える男の子の着物は、着物と袴と羽織の3点です。三歳の女の子の着付けと比べると少し難しく感じられるかもしれません。
ご自宅で着付けを考えておられる方に、着付け方をイラストと動画にてご紹介させていただきますので、ぜひ参考になさってくださいね。
京都かしきものでは、七五三着物レンタルをご予約のお客様に、着物と一緒にイラスト付きの着せ方シートをお届けいたします。
着付け方の動画はこちら

五歳男の子着物の着付け方【イラスト編】

 

着物を着る前に

七五三三歳の着物

着付けの前にトイレをお済ませください。普段お使いの肌着、下着を着せてください。出来るだけ襟ぐりが広いシャツがおすすめです。足袋を履かせます。京都かしきものの七五三セットをご予約いただいた方には、ストレッチ性のあるソックスタイプの足袋をプレゼントしています。

長じゅばんを着せる

七五三三歳の着物

背ぬい(長じゅばん背中側の真ん中の縫い目)が背中の中心になるように長じゅばんを着せます。下前(向かって左)が内側になるように、上前(向かって右側)が前にくるように合わせ、腰ひもの全体の長さの真ん中部分を正面から胴に巻きます。

長じゅばんを整える

七五三三歳の着物

腰ひもは後ろで交差させて少し締めて、前に回しちょうちょ結びにします。胸元があきすぎないように深めに合わせ、胸のあたりはシワにならないように整えます。

着物を着せる

七五三三歳の着物

長じゅばんの上から着物を着せます。背縫いが背中の中心になるように、衿を合わせてください。後ろ側から見て、長じゅばんの衿は着物の衿に隠れるように合わせてください。合わせた後にクリップ等で着せ終わるまで留めていただくと動かなくておすすめです。丈が長い場合は、腰ひも(2本目)でおはしょりを調整してください。
※おはしょり:着丈の余った部分を腰の上で揚げ折り、腰紐(こしひも)で結んでとめること。

着物を整える

七五三三歳の着物

腰ひもを後ろで交差させ少し締め、前でちょうちょ結びにします。襟元を整え、背中等のシワを整えます。伊達締めをする場合は、この紐の上からご使用ください。※腰ひもはあまりきつく締めないようにしてあげてください。

帯を巻く位置を確認する

七五三三歳の着物

着物の着付けが完了したら、袴を前から当てて、袴の裾線がくるぶしが見えるあたりになる位置を確認し、帯を巻く位置を決めます。袴は帯を巻いた後に着せます。

帯の結び方『一文字結び』

帯を二巻きする

七五三三歳の着物

①手先(てさき)を30cmほど残して、帯を背中(背中心)に当てます。赤丸印を押さえ、胴に巻き始めます。

②手先はそのままにし、残りの帯を胴に二巻します。帯がずれていないかを確認してください。

一結びし羽を作る

七五三三歳の着物

③手先(てさき)を上にして、帯を一結びします。タレは右下に。この時、手先と結び目の部分をクリップ等で固定すると緩みません。

④タレをパタパタと屏風だたみで15cmほどの羽を作ります。この時、手先と結び目の部分をクリップ等で固定すると緩みません。

手先を帯に差し込む

七五三三歳の着物

⑤羽にひだを寄せ中央にもってきます。次に手先を半分に折ります。

⑥手先を羽に二巻きし、手先を帯に差し込みます。

手先を巻いていれる

七五三三歳の着物

⑦差し込んだ手先を下から引き抜いて、手先をたたみ、帯の下に入れます。

⑧羽を整え帯が完成です。

袴の着せ方~前飾りのつくり方

袴をはき前の位置を合わせる

七五三三歳の着物

①袴を履かせ、裾線はくるぶしが少し見える位置に合わせます。前ひもを胸に沿わせるように、脇から後ろへ回します。

紐を後ろで締めます

七五三三歳の着物

②後ろに回して前ひもを。一文字帯結びの上で交差します。

③左右を1回ひねって、しっかり締めます

前に回した前ひもを交差し後ろへ

七五三三歳の着物

④正面に持ってきた前ひもを中央で交差させ、片方をパタンと折り返して再び後ろへ回します。

⑤後ろに回した前ひもを、一文字帯結びの下にもっていきます。

しっかりと結びへらを差し込みます

七五三三歳の着物

⑥一文字帯結びの下でしっかりと結びます。

⑦袴の後ろの腰板についているへらを、帯と背の間に差し込みます。

後ろひもを前ひもの下で交差させます

七五三三歳の着物

⑧袴の後ろひもを前にもっていきます。

⑨前で、前ひもの下をくぐらせて交差させます。

後ろひもを折り上げ巻きます

七五三三歳の着物

⑩後ろひもを折り上げ、下側のひもを前ひもごと通し、2回巻きます。

⑪もう一方の後ろひもを10cmくらいたたみます。

ひもを固定させます

七五三三歳の着物

⑫中央に持ってきて、たらしておいた後ろひもを2回巻きます。

⑬下にひいてしっかり固定させます。

きれいな十文字に整えます

七五三三歳の着物

⑭余った後ろひもをくるくる巻き、結んだ横十字の下に差し込みます。

⑮しっかり固定させて完成です。

羽織の着せ方

懐剣と扇子を差し込みます

七五三三歳の着物

①懐剣は帯と袴の間に挟み込み、扇子はその手前に低めの位置に差し込みます。

懐剣と扇子を差し込みます

七五三三歳の着物

②羽織を着せます。羽織の衿は立てないで、外側に半分にし折り返します。

羽織ひもを引っかけます

七五三三歳の着物

③羽織ひもについているS字金具を、「乳(ち)」と呼ばれる羽織の紐をかける輪に引っかけて完成です。

ポイント!

●着物の丈が長かった場合の対処法

七五三五歳着付け方

●袴が長かった場合の対処法

袴丈が長すぎると、裾を引きずってしまったり、踏んで転倒したりする可能性があります。そうならないために袴紐で丈の長さ調節ができます!

 

五歳男の子着物の着付け方【動画編】

その1《襦袢・着物》

その2 《帯・袴》

その2 《小物・羽織》

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この記事を監修した人
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越子(えつこ)

着物に携わること50年。着物の仕入れやコーディネート・着付け・リメイクまで幅広くこなします。自分の着付けはもちろん、友人や親戚から着付けを頼まれることも。 趣味は友達と着物で京都散策をすること。 お抹茶と和菓子が好きです。
◆資格・免許◆日本和装協会認定資格/染織補正士/きもの文化検定/和裁技能士

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