訪問着のお金事情~相場はあるの??
訪問着は年齢、世代を問わず幅広いシーンで着ることができる着物の一つです。
例えば、お友達の結婚式の参列はもちろん、お子様のお宮参りや七五三・入学式・卒業式など人生の節目となるお祝い事、パーティやお食事会など幅広いイベントにおすすめの着物です。
「せっかくなら、お子様が着物を着るのに合わせてご自身も着物を着たい! 」とお考えになるご家族も多いようです。
そこでおすすめをしたいのが勝手のよい訪問着。ですが、普段から着物を着る機会の少ない方にとって訪問着についてわからないことがたくさん。
特に費用がいくらかかるのか、不安ですね。
そこで当コンテンツでは訪問着を購入した場合と訪問着をレンタルした場合に分けて必要となる費用をざっくりとご案内していきます。
1. 訪問着は様々な場所でおすすめ
まずはじめに、デニムを履いて結婚式には出席できないように、着物もどういったシーンで着用するのか、TPOに応じた着物を選ぶ必要があります。
着物の中にもフォーマルな着物、カジュアルな着物があり、フォーマルな着物にもいくつかの種類があります。
●フォーマルな着物
黒留袖(礼装)
色留袖(礼装)
訪問着(準礼装)
色無地(準礼装)
江戸小紋(略礼装)
付下(略礼装)
小紋(略礼装) 等
その中の訪問着は、留袖などの礼装の次にフォーマルな「準礼装」に値する着物で、礼装に準じた改まった装いの着物です。年齢や既婚・未婚に関わらず着ることができ、フォーマルシーンはもちろん、カジュアルシーンまで、訪問着は幅広く対応できる優れた着物です。
結婚式のお呼ばれや、お子様のお祝い行事などで初めて着物を着る…という方でもお試しいただきやすい着物のひとつと言えるでしょう。
【訪問着おすすめ着用シーン例】
・お宮参り
・七五三
・入園(入学)式
・卒園(卒業)式
・友人の結婚式
・お子様の結納
・お食事会
・同窓会やパーティへの参加等
普段、洋装の方が着物を着る姿は周りから見てもとても新鮮ですし、着物を着ておられるご本人も背筋がピッとして しゃんとした気分になられるようです。
2. 訪問着の購入の相場はこのくらい
新品の訪問着を購入する場合は、安価なものでも50,000円以上はみておきましょう。
着物の素材や金糸・刺繍の有無、デザイナーズブランド、職人さん手間暇などの条件で着物のお値段は大きく変わってきます。
また販売されている着物が仕立て済みかどうかで、更に仕立て代がかかる場合もあります。
仕立てが終わっていない着物であれば、ご自身のサイズピッタリに仕立てることが可能ですが、着物代プラス仕立て代が必要となります。
ここ最近は、中古品やアウトレット品がお手頃に手に入ります。特にオンラインでは様々な方が出品されており新品を購入する場合と比べても安価に着物を買うことができます。
ただ、すでに仕立てが終わっているものがほとんどかと思いますので、ご自身のサイズに合った着物を選ぶことが大切です。
サイズ外の着物を着用してしまうと、着崩れの直接的な原因となってしまいますので、せっかく購入しても着られない…というような残念な結果にもなりかねません。
着物自体の相場はこのくらいになりますが、着物があったとしても、早速お出かけ!というわけにはいきません・・・
洋服にもインナーや靴下・バッグ等が必要になるのと同様、着物にも襦袢や帯・足袋、草履などが必要となります。
もちろん、これらも事前に買い揃えておく必要がありますね。小物類を準備するには、やはりそれなりの費用がかかってきます。
季節やシーンによって小物をコーディネートしたい場合は季節やお出かけシーン応じたアイテムを買い揃えて置く必要があります。
揃えて手元においておきたい方、色々コレクションしたい方にとってはとっても楽しい小物選びです。
ただし、普段頻繁に着物を着るチャンスがない方にとっては、小物の準備もどこで準備すればよいのか、誰がコーディネートしてくれるのか…等わからないことが多く、大変に感じられるかもしれません。
ですが、良い着物や帯・小物等は、お子様やお孫さんに受け継ぐこともできます。一生ものの着物として購入を決めたり将来のことを考えるとおのずと着物に愛着がわいてきますね。
3. 訪問着レンタルの相場はこのくらい
訪問着をはじめとする着物を頻繁に着る機会がないという方には、用途に応じた着物がその都度選べ、メンテナンスやお手入れも不要なレンタルがおすすめです。
フルセットでのレンタルができるショップであれば、小物の準備も必要ありません。
レンタルする価格は、どこで借りるのかによって少しお値段が変わってきます。
例えば、路面店やホテルなどでレンタルをする場合とオンラインで宅配レンタルをする場合でレンタル金額に差がでてきます。
路面店やホテルで訪問着をレンタルする場合の相場はおおよそ20,000円~。こちらも着物の素材やランクによりお値段は異なります。路面店やホテルは店頭の方と色々お話をしながら着物が選べますが、小物が別料金となっていることが多いようです。
また現在貸し出し中の着物であれば実物を見ることができない場合も。
オンラインでの相場は10,000円前後~。フルセットでのレンタルではない場合やオプションで小物がグレードアップできるショップもあったりしますので、オンラインでも多少の価格の幅をみておく方が良いでしょう。
またオンラインレンタルは店頭のように店員さんにじっくりと相談をすることはできませんが、品揃えが豊富ですので、何店舗も見て回る必要がなく、夜でも昼でも好きな時間にたくさんの訪問着の中からお好みにあった着物を選ぶことができます。
オンラインなので実物を手に取って見ることはできませんが、宅配にかかる往復の送料が無料のショップが多いので、レンタル代のみで訪問着が着られることもポイントです。
京都かしきものでは、着付けに必要な小物などがすべて揃った16点フルセットで税込9,900円~
のレンタルが可能です。(補正用のタオル、髪の長い方はヘアアクセサリー等はご準備くださいね。)
お手頃な値段で、お手入れの必要がなく、毎回違う着物を着ることができることも、レンタルのメリットですね。
着用頻度や購入方法により、購入する場合とレンタルをする場合でどちらがお得になるのか異なります。
まずはご自身の今後の着る機会や回数を想定し、お好みの着物を予算内で、購入するかレンタルするのかを事前に調べておくと良いですね。
最近ではお子様と一緒にまとめて着物がレンタルできたり、クリーニングや定期的なメンテナンスなどの諸費用や保管場所も不要なことから、レンタルされる方も増えているようです。
4. タイプ別・ シーン別京都かしきものおすすめの訪問着
実際実物を見てもどんな色柄が良いのかわからない・・・用途に応じた訪問着がわからない…という方のためにシーン別におすすめの訪問着をご紹介!
【パーソナルカラーで選ぶおすすめの訪問着】
ピンク地に牡丹と貝桶の訪問着(袷)(ポリエステル) | 白緑(びゃくろく)色に四季花の付下(袷) | 淡黄(たんこう)色に山野草の訪問着(袷) |
淡藤色に早乙女蔓の付下(袷) | 薄青緑色に雪輪の訪問着(袷) | 一斤染(いっこんぞめ)色に貝桶の訪問着(袷) |
鶸色に藤の訪問着(袷)(ポリエステル) | 杏色に蝶と萩文の訪問着(袷) | 白黄色地に松竹梅の訪問着(袷) |
薄青緑色に雪輪の訪問着(袷) | 白灰色地に正倉院文様の付下(袷) | 濃紺地に唐花文様の訪問着(袷) |
【シーンで選ぶおすすめの訪問着】
明るめの色を選んで、場の雰囲気に華を添える訪問着がおすすめです。未婚女性で「振袖はちょっと派手かも……」と不安なときにもおすすめです。
淡黄に四季花の訪問着(袷) | クリーム地に牡丹と貝桶の訪問着(袷)(ポリエステル) | 一斤染(いっこんぞめ)地に宿根草(しゅっこんそう)の訪問着(袷) |
主役はお子様です。淡い色に少し控えめの柄がおすすめです。
珊瑚色に菊と地紙の訪問着(袷) | うすたまご色地に洋花文様の付下(袷) | 水色地に七宝輪違いの付下(袷) |
春らしく淡い色合いでエレガントな訪問着がおすすめです。
クリーム地に雪輪と四季花の訪問着(袷) | 牡丹に山取りの訪問着(袷) | 藍白(あいじろ)色に波と扇の訪問着(袷) |
お嬢様が振袖をお召の場合は少し控えめの色柄の訪問着を選んで。
胡桃染(くるみぞめ)色に鶴と梅の訪問着(袷) | 花笠に染め疋田の訪問着(袷) | 刈安(かりやす)色に扇面の訪問着(袷) |
京都かしきものおすすめの訪問着レンタルは▼こちら▼
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