お宮参りの時期はいつ?時期をずらしてもOK?
お宮参りとは赤ちゃんが生まれて1か月頃に、地域の氏神様に誕生の報告を兼ねてご挨拶をするお祝い事です。男の子と女の子で正式な日数が異なり、男の子なら生後31日目~32日目、女の子なら生後32日目~33日目が一般的です。
では、生まれてから一ヶ月の時期に必ずお宮参りを行わなければいけないのでしょうか?昔はしきたり通りに生後約1か月にお宮参りを行っていましたが、必ずしきたり通りの日程で行わないといけないわけではありません。最近では、赤ちゃんやお母さんの体調、ご家族のスケジュールなどを考えて1ヶ月~3ヶ月(100日祝いの頃まで)の間で行うことも多いようです。※地域によっても慣例は異なり、「お七夜」や「百日祝いなど別の行事と合わせて行われる地域もありますので、お住いの地域の特性などを理解しながら柔軟に考えても良いでしょう。
では、お宮参りの時期を自由にずらしたとしても、「いつがいいのかわからない・・・ 」 と感じられる方もいらっしゃるでしょう。また写真撮影の時期も気になるポイントかと思います。
そんな方のために、しきたりを重視するのか、気候を重視するのか、それぞれの考え方に沿って準備の仕方を見てみましょう。
お宮参りを行う時期によってお宮参りの準備内容や写真撮影で見せる赤ちゃんの表情なども異なってきます。
この記事ではお宮参りを1か月で行う場合と、時期をずらす場合のメリット・デメリットについてご紹介していきます。
1.しきたりを重視するのであれば、生まれて約1か月
お宮参りは古くからあるお祝い事のひとつです。昔から赤ちゃん誕生のお礼や、健やかな成長を願う大切な行事として、現在でも多くのご家庭でとり行われています。
お宮参りはしきたり通りに生後約1か月でお宮参りを行う方がほとんどのようです。特に年配の方になればなるほど、それが当然と考える方が多いようです。
しかしながら、赤ちゃんが6月や7月生まれであれば、お宮参りの時期は盛夏ということになりますね。
真夏の暑い時期にお宮参りを行うのは赤ちゃんの体力が心配・・・という方もいらっしゃるでしょう。
真夏にお宮参りを行うのであれば、赤ちゃんがなるべく涼しいように、薄手のベビードレスに絽の産着(祝着)を組み合わせるなど工夫をしてみましょう。
ベビードレスは夏用にメッシュ素材やガーゼ製のものがありますので、夏用のベビードレスに絽の産着(祝着)という組み合わせがおすすめです。
絽の祝い着については▼▼こちら▼▼もご覧ください。
反対に赤ちゃんが11月や冬生まれならば、お宮参りも寒い時期になってしまいますね。
お宮参りが寒い時期なら祝い着の下には温かい服を着せてあげる必要がでてきます。ベビードレスは冬用にフライス素材やニット素材のものなどがあります。
冬用のベビードレスに産着(祝着)を着せてあげると温かい装いになるでしょう。
では、季節によってどのような準備が必要なのかを見ていきましょう。
春・秋のお宮参り
春になり温かくなってくれば、お宮参りも行いやすくなります。また、秋の気候も穏やかで涼しく、赤ちゃんの外出にもってこいでしょう。
その時の気温やお天気にもよりますが、春や秋のお宮参りであれば赤ちゃんの服は肌着の上に、ロンパースやベビードレスなど、そして産着(祝着)を掛けてあげるかたちで十分でしょう。
朝夕の寒暖差が大きい時期でもありますので、肌寒ければ、羽織ものなどを用意してあげてください。赤ちゃんは体温調節機能がまだまだ未熟ですので気温に合わせて調整してあげられる服装が良いでしょう。
夏のお宮参り
初夏から一気に気温が上がり、汗をかきやすい時期になってくると赤ちゃんは特に着替えることが多くなります。暑い時期にはなるべく薄手で涼しい生地の服装をさせてあげてください。
ベビードレスを着せてあげるのであれば、夏用の素材の肌着の上に。産着(祝着)は神社に着いてから必要な時だけ掛けてあげても良いでしょう。ただし、場所によってはクーラーが効いているところも多いので、肌寒いと感じるようであれば産着(祝着)や赤ちゃん用の羽織で調整をしてあげてくださいね。
夏用に、絽(ろ)の産着(祝着)をご用意しております。絽とは、薄物と呼ばれる着物の種類の一つです。夏用に織られたものなので、通年用のものよりも薄く涼しい産着(祝着)です。
絽の着物は7月~8月に着るのが基本とされていますが、当店では5月~9月までレンタルを行っております。 (もちろん、夏のお宮参りに通年用の祝い着をご利用頂いても問題ございません)
赤ちゃんが過ごしやすいよう、タオルやガーゼ、着替えなども準備をしておけば夏のお宮参りも安心ですね。
[あると助かる便利グッズ]
・扇子
・日傘
・ポータブル扇風機
・冷熱シート
・虫よけ
・吸水性のよいハンカチやガーゼタオルなど
冬のお宮参り
気温が下がり、地域によっては雪模様となる冬にお宮参りを行うときには、赤ちゃんの負担にならないようできるだけ温かい恰好をさせてあげてください。
肌着の上に温かい素材のベビードレスやロンパース、そしてその上にケープなどを着せてあげれば防寒になります。写真撮影時以外は、ニット素材の帽子などを着せてあげてもいいですね。
[あると助かる便利グッズ]
・帽子
・手袋
・おくるみやブランケット
・赤ちゃん用のレッグウォーマーなど
六曜もお宮参りの日程を決めるにあたり、気になりますね。
六曜については▼▼こちら▼▼をご参照になさってください。
2.気候を重視するのであれば、春や秋がおすすめ
お宮参りは伝統的な行事ではありますが、しきたりを重視しすぎたあまりに、赤ちゃんやお母さんの体調を崩してしまったというのも困りますね。
そういった理由から、できる限り気候のよい季節に時期をずらしてお宮参りを行うご家族もいらっしゃいます。
地域によっては生後100日前後でお宮参りを行う場合もありますので、生後3か月前後までであれば日程を調整することも可能といえます。
ただ、時期をずらす場合もデメリットはありますので、ポイントをいくつかご紹介。
・ご家族の反対にあう可能性がある
しきたりや伝統を重んじるご家族であれば、お宮参りの時期をずらすことに反対される懸念も出てきます。
時期をずらすかどうか考え始めた段階で、後々気まずい思いをすることのないよう、マナーとしてご両家のご両親にお宮参りを行う時期について相談をしましょう。
・気候がよいとその分、混雑の可能性も増える
気候のよいお休みの日は人気のある神社は参拝客で非常に混雑する可能性があります。特に七五三の時期や、春・秋の婚礼シーズンなどは込み合う可能性が高くなります。
込み合うところへのお出かけはそれだけで赤ちゃんやお母さんが疲れてしまう可能性も。
長時間待つ必要がないように事前予約を行ったり、関係各所の混雑状況を確認しておくと良いですね。
3.お宮参りの赤ちゃんを撮影するタイミングは?
●生後1か月でお宮参りを行う場合
神社で、お宮参りを行った家族全員で記念撮影できると素敵ですね。
お宮参りをおこなったご家族の素敵な一枚になることはもちろん、お宮参りに参加できなかったご家族にとっても記念の一枚になります。
生後1か月の赤ちゃんらしい表情を是非写真に残してあげてくださいね。
●時期をずらしてお宮参りを行う場合
赤ちゃんの成長は驚くほど目まぐるしいものです。見た目の変化も著しく、生後1か月と数か月後では顔立ちが変わってくることも。
生まれて約1か月ごろに行うお宮参り。この頃の赤ちゃんは新生児の面影も残る貴重な時期です。赤ちゃんらしい姿を写真などに残しておきたい場合は、お宮参りに行かなくても生後1か月ごろの写真を撮影しておくこともおすすめです。京都かしきものでは産着レンタルが3,850円~、往復送料無料でご準備をしておりますので、前撮りの際もお手軽にレンタルいただけます。
寝ている顔も泣いている顔もその時にしか見せない、かけがえのない瞬間です。
写真館に行くタイミングがなかなか取れなくても、ぜひお手持ちのスマホやお家にあるカメラで、お写真を残してあげてくださいね。
お宮参りレンタルは全国対応!
≪往復送料無料地域≫
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